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「MUTEKIランニング足袋」でジムのトレッドミルを走る

急に季節が進んだような寒さになってきました。体が順応できず、朝ランをサボりたくなります。

私は野外を走るのが好きです。景色のいい場所だと、それだけで幸せな気持ちになります。季節の移り変わりを全身で感じられるのも、外ランの良さです。

でも、暑さも寒さも苦手なんです。真夏や真冬は、手頃な値段で単発利用できるスポーツジムに行ってトレッドミル(ランニングマシン)で走ることがあります。

そんなときに使うのが、きねやの「ランニング足袋MUTEKI(無敵)」。

MUTEKI足袋

軽くてソールが薄く、アッパーの部分もペタンとできるのでとても持ち運びやすいところが魅力です。荷物が多いときや仕事帰りでも気軽にバッグに入れて行けるます。

名前のとおり、ランニング用の足袋です。男性用、女性用それぞれ数色のカラーが展開されています。値段が手頃なのもいいですね。

私は素足で使っていますが、靴下を履く場合は親指と人差し指が別れたタイプのものが必要です。

足袋だから、ほんとにソールは極薄。

ゴムで滑りにくくなっています。

元々は外をベアフット風に走るために買いました。素足で履くからと思い、実際の足のサイズより0.5cm大きめのものにしました(ランニングシューズは1cm大きいものを買います)。

でも実際に使ってみると、残念なことに私がいつも走るアップダウンのあるコースとはあまり相性がよくないことがわかりました。特に下り道で両足の親指が圧迫されて爪に強い痛みが出て、たちまち黒く変色してしまったのです。サイズがピッタリではなかったのか、それはわかりません。

あと、ソールが極薄でちょっとした小石とかでも踏むと足裏に痛みが伝わってきました。こちらは、ベアフットランとはそういうものだと思えば、そしてできるだけ道のデコボコなどがなさそうな場所を走れば、どうにかなりそうでした。でも爪の痛みはどうしようもありませんでした。

外のランを数回試した後、これは屋内用にしようと決めました。以来、ソールをきれいに拭いてスポーツジム用のランニングギアとしてこの足袋を使っています。ジムに行く回数はさほど多くはありませんがしっかり足を支えてくれています。

私はジムのトレッドミルで走るとき、斜度を最大の15%にして負荷をかけて走ります。時速8kmで30分。キロあたり7分30秒の、かなりゆっくりペースです。でも、これがツラいのです。調子がよければこのペースで30分走り切れることもあります。でも半分以上のときは、きつすぎて途中でペースを時速7.2kmとかに落とします。数分心拍と筋疲労を整えてからふたたび8kmに上げるのです。

ジムでスピードランよりも傾斜ランをする理由は2つ。普段なかなか走れないほど登り続きのランがジムならできるから、そして30分という限られた時間で足首や膝にはあまり負担をかけずに心肺と脚力をしっかり鍛えられるからです。トレイルランや山登りのトレーニングと位置づけています。

トレッドミルでは、スピードと斜度に応じて運動強度の「メッツ」を表示してくれます。斜度15%、時速8kmだと13.9メッツ。斜度を減らしてスピードを上げると、斜度3%、時速12km(キロ5分)で同じぐらいのメッツ表示になります。でも私の体感では、斜度15%の方がずっときついです。スピードを上げて同じぐらいの負荷感になるのは、斜度3%なら時速14km(キロ4分17秒)ぐらいです。心拍数も、これでだいたい同じぐらいになります。

でも、こちらは表示上だと16.1メッツです。自分の体感とずいぶん違うので、トレッドミルに出てくるメッツの表示はあまり気にしないことにしました。ここはデータよりも感覚重視でいきます。

トレッドミルを終えた後は、ダウンを兼ねて、負荷を下げてエアロバイクやクロストレーナー(ノルディックウォーキングのように手と足を両方使う器具)にしばらく乗ります。ほどよく疲れて終了です。

暑さや寒さ、荒天を避けてジムに行くのですが、実は普段のランニングよりもかなり負荷をかけたトレーニングになります。お金を払っている分、しっかり動かなきゃという気持ちが働くのかもしれません。

ジムに行くと相当疲れることがわかっているので、あまり頻繁に行こうとは思いません。それぐらいがちょうどよいのだろうと思います。そして、今日あたり行こうかなと思うと、朝、トレーニング用の服装とMUTEKI足袋をかばんに入れて家を出ます。

MUTEKI足袋、本当はもう1サイズ大きいものを入手して、もう一度外でのランを試してみたいとも思っています。いずれそれが実現したら、また書きます。

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Sampo(山帆)
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