“〜しないといけない”の思考に気づくと、自分への許容範囲はひろがっていく。
昔からある思考のクセに、悩まされることがあります。
“〜しなきゃいけない”
“〜しなければ”
“〜でないと”
といった類の、自分へのmust感覚です。
私は目標を立てて、それに向かって行動しているときや、やる気になっている状況が好きです。
目標をやたら立てたがるタイプなんですが(笑)
一方で、“目標をたてること”で自分自身を追い込んでしまっている状況が多いような気もします。
以前わたしは旅行会社で法人を対象に営業を行ってました。旅行というのは、ご存知の通りシーズンがあります。
GWや、夏休み、秋の行楽シーズン、ウィンターシーズンなどです。
そういった期間は、我々業界にとっては繁忙期にあたるので、添乗員として旅行に同行する機会も多く、1ヶ月間で家にいる日は、数日・・といった状況になることもありました。
もちろん身体的にも精神的にも少しずつストレスが蓄積されていくわけで、そこで、わたしは気分転換できそうなヨガを習い始めることにしたんです。
日頃から運動をしているわけでもなく
大好きなお酒も日常的に飲み
そして身体がめっちゃ硬く、屈伸するのもツラい💦
という状態だったので、汗をかいたらスッキリするかも!ついでにしなやかな身体になったらラッキー!なんて希望をもってはじめました。
習慣づけるために
仕事も落ち着いてる時期にはじめました。
そしてヨガ通いも習慣化し
仕事がシーズンに突入した時でした。
添乗行きまくりで、くたくたな状況。
久しぶりの休日を
当時の恋人と一緒に過ごしていた会話で
「わたし、今、仕事もいそがしいし、休みの日にはヨガも行かなきゃいけないし、時間ないねん」
と、ふいに発言したんです。
その言葉を聞いて、当時の恋人からひとこと。
「仕事はわかるけど
ヨガは行かなきゃいけないことなの?
それって自分がしたいから行くもんちゃうの?」
・・・ごもっとも!!!😂😂
ガツーンとハンマーで後頭部を叩かれた衝撃があり、そこで自分自身の強い思い込みに気がつくことができたんです。
恋人からの指摘に我にかえり
“ヨガをしないといけない”、
“ヨガに行かなきゃいけない”と
いつの間にか「やりたくてはじめたこと」が義務感にすり替わってしまっていたんですね。
当然、そうなると好きだったことも
楽しめなくなっている自分がいたし
何より、ストレスから開放されたいと思ってはじめたことが、より自分に負荷をもたせてしまっていた。
無意識に“やるべきこと”をしょいこんでしまっていました。
実はいま、生活リズムが昼夜逆転していて。
規則正しい生活を送りたい、という気持ちから
「こんなんじゃダメだ」
「ちゃんとした生活にしなきゃ」
「もとに戻さなきゃ」
という思考をここ数日、自分の脳内でリピートしているな、ということに気づいたんです。
でも、よくよく考えてみると
私の生活リズムが逆転したところで誰に迷惑をかけているの?
毎朝早く起きないといけない理由はなんだろう?
やるべきことは毎日できているわけだし、昼夜逆転して困ることは何?
と改めて問い直すと
「あれ。別に逆転生活でも特に問題ないかも。
むしろ、毎日自分にこんなんじゃダメだ。
ちゃんとした生活にしなきゃ。もとに戻さなきゃ。
って語りかけている罪の意識や、自分を責めるような発言こそ、やめないといけないのでは??」
と思うようになりました。
理想の姿やこうありたいと思う未来に対して、人は目標を掲げ、それに向けて歩む努力をするけど、いつの間にかその行動の原動力が「好きだからやる」ではなく
“〜しなきゃいけない”
“〜しなければ”
“〜でないと”
といった、自分への負荷に変わってしまうことも往々にしてあるのではないかと思います。
人によって、そう思うことで
パフォーマンスが上がることもあると思う。
だけど、その想いが「心の負荷になっていないか」
客観的に見れる視点を持ち合わせていると
より自分との対話が深まり
「こんなわたしでもOK」って自分を受け入れるキャパが広がっていくのかな、と思いました。
ヨガのときは自分の思い込みを
恋人からの質問で知ることができましたが
コーチングを学んでからは
少し距離を置いて自分の思考を眺めるこができてるのかな〜。
なんて思えるようになってきましたヨ☺️
おしゃんなカフェでコーヒー飲んでのに
気づいたらワイン飲んでた😂笑
あ〜やっぱり飲んでしまう、、
という思い込みかしら?(笑)
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