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【おでかけ】京都のランニング・お散歩おすすめコース(水辺編)♯077

イギリスのテムズ川、フランスのセーヌ川、ヨーロッパに住んでいた頃訪れたヨーロッパの河川はどれもこれも素晴らしい風景だった。
だが、私が一番好きな水辺の風景は、地元京都の景色だ。
鴨川、疏水、哲学の道。京都の水辺の風景は、歴史と自然と文化が織り交ざって、心を潤してくれる。

今年に入ってから、週末の早朝は、5-10kmのランニングを始めたが、自然と水辺に足が向く。そして、水辺で季節を感じたいという思いが、休みの日の朝にわざわざ早起きして、しんどいランニングをするモチベーションになっている。

そんな京都の、おすすめの水辺のランニングコースを今日はご紹介したい。
また、こちらは散歩コースとしても楽しめるので、「走るのはちょっと・・・」という方も読んでいただけると嬉しいです。

鴨川

京都を南北に流れる川、鴨川。
観光客がよく訪れるのは三条大橋~四条大橋あたりだろうか。
等間隔に座る人たちで混みあうが、もう少し北の方、御池通を越えたあたりからはどんどん地元感が増してくる。
春は桜、初夏は新緑、夏は四条界隈の川床。
とにかく季節ごとの風情を楽しめるのがよい。鴨川の南側から北側を望むと山々の連なりが見え、夏は活力を、そして冬は雪が山のてっぺんにかぶる景色を見て、京都の底冷えを実感する。
そんな鴨川の風情を楽しめるのは、五条~北山あたりだろうか。
(五条より南、北山より北もそれぞれの楽しみ方はあるのだけども・・・)
鴨川沿いに京阪が通り、ちょっと歩けば京都市営地下鉄にも乗れるので京都の繁華街、四条や京都駅界隈からずーっと北上して北山あたりまで行ってみて、そこから電車に乗って戻ってきてもよい。
もう一つ、ランニングコースとして鴨川のよいところ。
それは橋が等間隔にあり、スモールゴールになりやすい。
走っていてしんどいなーと思ったところに橋が見えてくるので、あとちょっと・・・がんばろう・・・と何とか足が動く。

疏水

京都市内は碁盤の目のようになっているが、
東西を移動する際は、五条通や御池通が歩道が広くて走りやすい。
(南北だったら、鴨川が断トツだけど、烏丸通、堀川通、西大路通も歩道が広くておすすめ)
御池通を東へ向かうと岡崎エリアへ。ここには平安神宮や京セラ美術館がある。京セラ美術館では村上隆の常設作品も無料エリアから見学できる。
そしてもう少し足を延ばせば蹴上のインクラインも。ここはお花見の名所。朝の6時代でも混雑していたけれど・・・^^;

哲学の道

こちらは岡崎エリアからも移動可能。
私は哲学の道から眺める京都市内がなんとも風情があって好き。
哲学の道は東山連峰沿いに続く小径で、ここにも奥ゆかしい風情がある。
哲学の道、おススメの時期はなんといっても春。桜の時期。だからこそ、昼間なんかはいっぱいなんだけど、早朝、6時代なら、なんとか静かな雰囲気を楽しめる。
そんな哲学の道でおススメなのは、
村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』をオーディブルで聴きながら走ってみること。
哲学の道で、「走る意味」を考えながら走るって、ちょっと贅沢な時間のように感じる。



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