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【子育て】子供の心のケアと仕事を両立する方法♯116

5歳になる娘。最近は幼稚園の預かり保育に迎えに行くと、先生から、娘の癇癪によるトラブルを報告される日がほとんどだった。
色々、話を聴くと、
・午前中、遊びにすっごく集中して疲れるのだが、昼寝ができない
・預かり保育は子どもの数が多いので、それがストレスで些細なことで爆発する
とのことだったが、
私は、娘の感情の表現の仕方や、感情をぐっとこらえられないのは、家庭の環境や自分自身に問題があるのでは・・・とここ1,2カ月、ずっと改善するのに、試行錯誤していた。
例えば、
・いつもは18時前まで預かってもらうところ、16時のお迎えに変更
・子どもを早く寝かせるため、そして少しでも子供とのコミュニケーション時間をつくるため、私は家事を早く終わらせようと集中するのだが、その際、YouTubeを娘に与えていた。が、刺激が強いYouTubeは良くないのでは・・・と思い、脱YouTube生活を実現させる。
・偏食が影響しているのかも、と腸内フローラについて調べ、娘が食べられるレシピを出す(でも、食べてくれない・・・😢)
など、試行錯誤中だ。

一方で、色々複業している仕事の1つが高校の教員。
週1コマのみの授業だが、なるべく生徒とかかわりたく、信頼関係を築きたいので、文化祭や課外活動にも、我が子と一緒に、足を運んでいる。そんななか、普段、放課後まで残れたら、生徒一人ひとりとゆっくり話せる機会はあるけれど、娘のお迎えの関係でそれが叶わず、もどかしさを覚えていた。
そのような中、クラス担任から、フィールドワークの引率の声かけがあった。子どものお迎え時間を考えると、全行程を引率できず、その旨、クラス担任に相談しに行ったところ、娘の現状についても、話が及んだ。

そのときの一言・・・

「じゃあ、娘ちゃんも連れておいでよ!」
と。
「いやいや、娘を連れて行ったら、皆の迷惑になるので・・・」
と言ったところ、
「そしたら、娘ちゃんがしんどくなった時点で、フィールドワークを離れてもらうことになるかもしれないけど、生徒たちも、小さい子が来ることで、なんか感じることがあるかもしれないし、将来、子どもを産んでも働けるって姿を見せたいから。
普段の授業にも連れてきてもらっていいよ!!」

「え、ほんまにいいんですか?」

「あかん理由、ある?みんなで子育てしたらいいやん!!」

と言ってもらえた。
その言葉に、私の心の糸がすっとほどけた・・・

日々、慌ただしく過ぎる時間のなかで、やっていることの手を止めて、娘や息子と向き合う時間を増やさないとと感じる部分があったのでなおさら・・・
でも一方で、ダラダラ働くつもりはないけれど、もう少し、仕事に充てる時
間が欲しいと思う時もある。

職場に子供を連れて行けるのであれば、子どもも高校生に遊んでもらえるし、私も働けるし、ボトルネックが解決する。
「迷惑になる」側面より、「子どもという異質の存在が教室にやってくることで、いい反応を引き起こせるかもしれない」と可能性に目を向けてもらえることで、どれほど今の子育て世代が救われるか。

子育て世代が、「仕事と子育ての両立」の文脈で、時間制約を抱えるなか、子どもの心のケアをどう担っていくかに悩む人たちは私の周囲にも多い。子育ては、小学校になったら終了ではなく、中学生、高校生になっても悩みは尽きないと、高校で仕事をしていると特に感じる。

そのような中、親だけが、なんとかせねば・・・と悪戦苦闘するのではなく、世の中がボトルネックになっていることを改善することで、より、子育て世代が働きやすい、子育てしやすい環境が生み出せるのだと思う。

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