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何故 糀なの?




ルチルク店主が

《麹》

ではなく

《糀》

と書くのは

 
わたくし調べによると

[《麹》はこうじ全般を指し、《糀》はお米から出来たこうじ のみを指す]

よう なので《糀》という文字を使っております

なにより
《米》《花》
それだけでも もう魅かれます



糀とのであいは、長男が生まれた頃
『鶏胸肉を塩麹に漬けると柔らかくなる!』
と目にして トライしたらめちゃくちゃ美味しくて
『あんなにパサパサになってしまう鶏胸肉がこんなにも柔らかくなるなんて、、、麹、、、スゴイ、、』
となったんです


塩糀、醤油糀を自作するようになり、料理と同じ感覚で お菓子に入れても絶対美味しいよな。。と思ったことがきっかけ


焼き菓子に入れて焼いたら、麹としての効能無くなっちゃうよね?

と、
言われることもありますが


『からだへの効果』
よりも
『口にした時の美味しさ、心の喜び』

の方に重きを置いているので。。。


因みに
麹の効果


𓆹30種以上の酵素が含まれ、消化吸収を助ける
𓆹体内で作ることができない必須アミノ酸
𓆹ビタミンB群 疲労回復、美肌、自律神経を整える
𓆹善玉菌
𓆹ミネラル 亜鉛、マグネシウム、カリウム
𓆹旨味

などなど.....




『からだにいいから食べる』

って
続きますか?


『この食材、腸にいいから食べるっ(味はー、、、まぁまぁだけど、、)』

より

『もーぉっ!!これっ!めっちゃおいしいー!!え。。!これ。。。腸にいいの??うそーん!』

の方が食べたいです、わたしは



例えば
当店で作っている
《チョコレート&コーヒーケーキ》
こちらには《醤油糀》を合わせるのですが、醤油糀を入れることにより〈コク〉〈芳ばしさ〉
そして
〈チョコレート+コーヒー+生地〉
こちらのそれぞれを糀が融合してくれる
糀がそれぞれと手を繋いでくれるイメージ


わたしには糀がそう見えております



わたしの祖母がよく焼いてくれた焼き鮭
麹に漬けていたなぁと後々思い出し、
本当に美味しくて
最後の晩餐はごはんとあの鮭
未だに思っている
わたしの大好物だったから、
幼い頃から好きだったんだな、
わたしは糀が


そして、
この文を書いてから暫くして

わたしが
こうして糀と出逢って
糀と共にお志事しているのは

祖母が
『近くにいるよ』

言ってくれているのかもな
と、
ふと
今まで解釈したことはなかったけれど
思ってみたり

わたし、
おばあちゃん子だったからな




昔から日本で親しまれて来た《発酵》
人の體にとって嬉しい《菌》たち
日本人が好きな《旨味》がこんなにもたっぷりで 美味しいんですもの
おかしと逢わせないのは
勿体ない!!




Rutileq

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