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絶対に忘れてはいけない年金の話:Vol.22
こんにちは、祐樹です。
起業20年目、年間50冊のビジネス書を読み、ビジネスと投資で億単位を稼いできました。
この記事は、そんな僕が多くの失敗から学んだ「絶対に忘れてはいけない知恵」を端的にまとめたものです。お役に立てれば幸いです。
🌟公的年金の存在意義は「安心」
公的年金は、老齢、障害が残るようなケガ、病気や死亡などに対する一生涯の保険。
保険料を納めていくことで、生涯にわたって安心を得ることができる。
公的年金の価値は金額ではない。
「予想できない将来のための安心」と言える。
🌟年金がなかったらどうなるか?
貯金だけで暮らすことは難しい。
働ける限り働くことは可能だが、もし働けなければ他人に負担をかけるかもしれない。
すなわち家族間で支えあう「私的扶養」となってしまう。
年金制度ありきの「社会的扶養」とは扶養の形が全く異なる。
🌟扶養には私的扶養と社会的扶養の2つある
扶養とは「自立して暮らしていくことが難しい人を援助する」という意味。
私的扶養は家族や親族で助け合うもの。
社会的扶養は公的年金のように社会全体で負担して助け合うもの。
🌟私的扶養の3つの問題点
問題1.
家族間での助け合いができない人が困る。
問題2.
両親や子どもが高齢者になったとき、お金を稼げる人がいなくなるかもしれない。
問題3.
家族構成や健康状態によって、個人の負担にバラつきが出てくる。
年金のような社会的扶養は上記の問題を解決してくれる。
🌟私的扶養は今の日本では難しい
私的扶養は扶養相手と同居したり、近くに住む必要がある。
しかし現在の日本は都市化・核家族化が進み、同居や近居での私的扶養が難しい。
加えて高齢化のために親を養う期間も長いため、子世代にかかる負担が大きい問題がある。
🌟公的年金は現役世代にもメリットが大きい
公的年金は社会全体で高齢者を支える仕組み。
よって現役世代は私的扶養ほど親の生活を心配せずに生活できる。
また高齢者は自分の子どもに過度な負担をかけずに経済的に自立が可能になる。
つまり、核家族化・都市化・高齢化に対応している仕組みこそが公的年金と言える。
🌟日本の家族データ推移(1970年⇒2020年)
高齢単身世帯数:
39万世帯⇒672万世帯
家族人数:
3.6人⇒2.2人 ※核家族化
平均寿命(男性):
69歳⇒81歳 ※高齢化
平均寿命(女性):
74歳⇒87歳 ※高齢化
サラリーパーソンの割合:
64%⇒89%
🌟年金は3階建て
1階は国民年金
日本に住む20歳以上60歳未満の全ての人が加入。
2階は厚生年金
会社勤務している人が加入。
3階は企業年金・国民年金基金・個人型年金
企業年金は企業が任意で設立して社員が加入。
国民年金基金は国民年金の第1号被保険者が加入。
個人型年金はIDeCoなど。
🌟国民年金は基礎年金
20歳で全ての人が保険料を納める年金。
保険料は定額で、納付月数が一緒なら誰でも同じ額の年金がもらえる。
学生納付特例がある。
払わなかった時期の保険料は10年以内ならさかのぼって支払うことが可能。
納付免除制度や納付猶予制度もある。
🌟厚生年金は給付が厚い
厚生年金に加入すると国民年金にも加入することになり、給付が厚くなる。
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お疲れ様でした!
お読みいただきありがとうございました。
お金・ビジネス・投資の知識武装にお役に立てることを祈っています。
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