見出し画像

夫の料理#10 シチリア風 ティンバッロ・ディ・フェットッチーネ

我が家の料理番長、夫Rのレシピです。
前回の「基本のトマトソース」を使ったパスタ料理を紹介します。

パスタ料理なのですが一見「パスタはどこ?」なルックス。

こちらはシチリアの伝統料理。
トマトソースを合わせたパスタを揚げたナスで包み、オーブンで香ばしく焼き上げ、ケーキのように切り分けていただきます。

やや手の込んだ料理であり、意外性のある見た目も相まって本来はパーティーやおもてなし向き。

今しばらくは、おうち時間を彩る「作って楽しい、食べて美味しい」料理としてご家族で味わっていただけたらと思います。

それでははじめましょう。

材料

4人分 直径23㎝の耐熱皿
・ナス 3本
・卵 2個
・小麦粉 30~40g
・揚げ油 適量
・フェットッチーネ 250g

トマトソース
・トマト缶 内容量400g1缶
・オリーブオイル 大さじ1
・ニンニク 1かけ
・塩 小さじ1/2

・シュレッドチーズ 100g
・バジルペースト 20~25g

※耐熱皿は深さが4~5㎝程の物をご用意ください。

※フェットッチーネの代わりにスパゲッティや各種ショートパスタでも構いません。ただしカッペッリーニなどの細いパスタは向きません。

※バジルペーストは市販品でも可。フレッシュバジルが手に入ればぜひ作ってみましょう。作り方はこちら ↓


作り方

1.トマトソースを作る。トマト缶の中身をブレンダーなどでなめらかにする。フライパンにオリーブオイル、みじん切りにしたニンニクを入れ熱し、オイルがふつふつしてきたらなめらかにしたトマトを加える。強火で1分程のところで塩を加えて、弱火にして9分程火を通す。
詳しくはこちら ↓


2.ナスを揚げる。ナスは皮をむいて3㎜にスライスする。揚げ油の用意をする。揚げる温度は180℃。ナスに小麦粉をまぶし、溶いた卵にくぐらせて揚げていく。

画像4

↑ 小麦粉をまぶし、

画像5

↑ 卵にくぐらせ、

画像6

↑ 揚げていく。

画像7

↑ きつね色に揚がりました。


3.フェットッチーネを茹でる。袋の表示時間より30秒ほど短く茹でること。

4.オーブンの予熱を始める。温度は200℃。
グラタン皿にトマトソースを薄く塗る。その上に2のナスを放射状に並べていくが、ナスの長さ半分ほどが皿からはみ出すように並べる。

画像8

↑ 皿からはみ出すように。

画像9

↑ 隙間なく並べます。

5.4の上にもう一度トマトソースを薄く塗って、バジルペーストを小さじ1ほどのせる。

画像10

↑ トマトソースを塗って、さらにバジルペーストも。


6.ボウルに、残ったトマトソースとバジルペーストを3の茹でたフェットッチーネと混ぜ合わせる。

画像11

↑ フェットッチーネ、トマトソース、バジルペーストを合わせる。


7.5の上に6のフェットッチーネをスプーンとフォークを使ってまず半量のせる。その上にチーズを大さじ1ほど残して広げるようにのせる。残りのフェットッチーネをのせる。ナスで蓋をするようにかぶせていく。ボウルにフェットッチーネのソースが残っているのでナスの上に伸ばして、チーズ大さじ1をのせる。

画像12

↑ まず半量

画像13

↑ チーズをのせてさらに残りのフェットッチーネをのせる

画像14

↑ ナスで蓋をする。

画像16

↑ ナスできれいに覆います。

画像15

↑ 最後に残りのソースとチーズをのせて。


8.200℃に熱したオーブンで10~15分焼く。表面にこんがり焼き色がつくまで。焼けたらオーブンから取り出し、粗熱が取れるのを待って切り分ける。待つ時間は夏は10分程、冬は5分程が目安。

画像2

↑ 焼けました。

画像1

↑ 切り分けて。

画像3

召し上がれ♪


ナスとパスタがメイン食材ですので見た目のボリュームの割に食後もたれるようなことはありません。
女性の方ならサラダやパンと合わせればちょうどいいかと。
小食の方ならパンも要らないですね。
逆に、食べ盛りさんはあと一品メイン料理をご用意ください(*^^*)


◇ ◇ ◇

パスタ料理と思えない見た目と切り分けて食べる楽しさがこの料理の醍醐味です。

ちょっとしたお祝い事や、いつもと違う特別な日に楽しんでいただきたい南イタリア・シチリアのパスタ料理。

どうぞ異国の料理で旅気分を味わって。


◇ ◇ ◇

↓ フェットッチーネはこちらも。併せてご覧ください。


最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集