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夫のスイーツ#10 これもまたザッハトルテ
ドーナツのような形というだけで、中身は正真正銘ザッハトルテ。
しっとり濃厚な生地にあんずジャムをサンド。ビターなチョコレートの艶々グラサージュ。チョコレートの美味しさを贅沢に堪能するためのケーキ。
もちろんドーナツ形だけではなく、基本の丸い形も一緒に作っています。(実際こちらがメイン)
昨日の記事にて出題してました。これなーんだ?
答えは「ザッハトルテ」ということで、ケイチェルおじさま、PATAさん、yueiseさん、Pezioさん、皆さん正解でした🎊断面が見えてるから分かりやすかったですね。
今回もクイズに参加いただきありがとうございました😊
実はザッハトルテ、以前も一度紹介していました。
前回はバースデーケーキとして作ったのでデコレーションを施していましたが、今回はシンプルにいきます。
それともう一つ変更点があります。グラサージュは前回はチョコレートと生クリームのガナッシュでしたが、今回は生クリームの代わりに牛乳で作ったガナッシュを使います。この牛乳ガナッシュ、これがまたトロっと滑らかな口どけでなかなか良い仕上がりになります。
材料や生地を焼くところまでの作り方は前回の記事をご覧いただくとして、焼き上がったところから紹介していきます。
直径18㎝の型とドーナツ型の紙カップ2個を使って焼きました。
もちろん21㎝の型一つにまとめて焼いても大丈夫です。
やあみんな!ミッキーだよ!
(言ってみたかっただけです。お許しください)
温かいうちに型から外します。
ドーナッくん達も型から外しちゃいましょう。
水平に上下に切り分けます。
こちらも。
あんずジャムを塗ります。
ジャムを塗ったらばもう一方の生地を被せて、
こちらも同様に。
次はいよいよガナッシュでグラサージュ。
本格的なしっとり生地を作ることも大事ですが、美しいグラサージュもザッハトルテ作りにおいては肝心要の重要ポイント。
※牛乳ガナッシュの作り方
・チョコレート150g(ヴァローナの61%を推奨。なければカカオ70~75%のダークチョコレートを使って)・牛乳80g
チョコレートは細かく刻む。小鍋に牛乳をあたためて沸騰する手前で火を止める。ここに刻んだチョコレートを加えて混ぜ合わせて出来上がり。
こちらのドーナツ達は小ぶりなので、ガナッシュのボウルにざぶんと浸ける方式でやりました。
そしてこちらの大きい方が本丸ですぞ。
生地の中心にガナッシュを一気に流したら、
パレットナイフでささっと表面を均します。何度もさわりすぎないように。ほんの数回で勝負が決まります。
チョコが固まったら出来上がりなのですが、
どうでしょうか、、
まずまずの仕上がり。艶もあって美しい。
ドーナツ兄弟の方はどうかな、、
こちらも大丈夫。ツヤツヤです。
ではこちらから切ってみましょう。
断面は紛れもないザッハトルテ。
夫Rはなぜこの形で作ってみようと思ったのでしょうか。
遊び心?冒険心?
いずれにせよ美味しくできました。
では続いて丸い方いってみましょう。
包丁を軽く温めて、、サクッといきましたら、、
美しい。簡素の美と言っていいでしょう。
バターとアーモンドプードル入りでしっとりと焼き上がったリッチな味わいの生地。そしてあんずジャムがやはりいい仕事をしています。
本場風のチョコレート糖衣ではなく、ガナッシュ。それも牛乳のガナッシュです。
チョコの濃厚な風味に柔らかくてとろける口どけ、これはこれで良い感じです。
さて、夫Rのスイーツ作りですが、来週はあのケーキを作る予定です。比較的簡単に作れるのですが、季節感もあって、この日にはやっぱりこれでしょうといったケーキです。どうぞお楽しみに。
今日もお読みいただきありがとうございます。明日も良い一日になりますように。