そろそろ出血の原因わかってほしいけど、複雑な気持ちもある
男性ホルモン補充療法や、性腺刺激ホルモン補充療法をやめてから、定期的（24〜26日周期、なにか嬉しいことがあると21〜23周期まで早まったことも、そして4日間継続）な出血が見られるようになり、出血の原因をいろいろ探っています。
出血しているときに救急外来受診
まずは、1回目の出血の時、このときはたまたま用事で富山まで行っており、富山の某そこそこ良いお値段のするホテルに泊まっていたのですが、ホテルのバスマットを血で染める、迄は行かないけど、けっこうポタポタと血を垂らしたり、トイレを真っ赤に染めたり、トイレットペーパーを真っ赤に染めたりしたので、
急遽、ゆっくり普通電車乗り継いで帰る予定から、駅前のドラッグストアでナプキンを購入してあてて、新幹線（北陸新幹線）と特急で福井まで戻り、大学病院に連絡して急遽大学病院の救急外来を受診しました。
大学病院では、CTとエコーとを撮って、血液検査（主に貧血になっていないか）を受けたのですが、いずれも異常なし。血がお尻からどばどば出てるにもかかわらず、出血原因特定できず。
消化器内科受診
救急外来から、消化器内科を受診するように言われたので、消化器内科を受診しました。
消化器内科では、一度大腸CF（大腸カメラ、大腸ファイバー）をしてみて、病変がないか探してみましょう、となり、後日、ニフレック（注：飲む下剤で2リットル飲まないといけない）を一気飲み（中枢性尿崩症なので、それくらいは余裕です）、したいところですが、ちょびちょび飲んでくださいと言われたので、しかたなくちょびちょび飲みました。
そして、大腸CF（大腸カメラ）をしたのですが、2ミリほどのポリープが1つあった程度で綺麗なものだそうで、痔も含めて特にあれほどの出血を起こすようなものはなく、原因不明で、消化器内科的には全く異常なし、という結論になりました。
以前にも消化器内科受診していた
以前も、男性ホルモン補充療法や、性腺刺激ホルモン補充療法をサボったときに、出血することがあり、消化器内科を受診していたのですが、小腸カプセル内視鏡（ただし、なんと、普段からご飯をあんまりにも食べないもので、胃が収縮しており、カプセル内視鏡が胃から先に進まないという事態がｗ。12時間有効らしいのですが、12時間ずっと胃にとどまっていたとのことで、2回目のチャレンジの時は、胃カメラでカプセル内視鏡を胃の先に押し込む、という強引技で成功。しかし病変は無し。）や胃カメラを何度もしているのですが、いずれも異常なし。消化器内科的には全く異常なし、まぁ、痔じゃない？ということで、痔の薬貰ってきたけど、大量の出血の前には何の効果もありませんでした。
6月に総合診療部の先生に泣きついた
2022年6月、男性ホルモン補充療法や、性腺刺激ホルモン補充療法をやめて6ヶ月の頃に、総合診療部の先生に、過去の経緯や、出血の様子、そして周期性や、前や最中に不快症状があることなどをまとめ、相談しました。
総合診療部の先生、一度持ち帰らせてくれとなりまして、1ヶ月結果をお待ちしましたところ、
7月に、「異所性子宮内膜症の疑い」という病名が出てきました。これ、基本的には女性の病気ですが、男性でも1例だけあったと（出来たと）いう報告があるそうで。
いままでの消化器ルートではなく、別のルートが展開してきました！
さすがドクターGがいらっしゃる（総合診療部・救急部の世界では非常に有名な林先生）総合診療部、消化器内科がお手上げして、行き詰まっていたところに、新たなルートを見いだして頂きました。
出血前のCTを撮ったけど
出血中、そして普段のCT（腸の部分）は撮っているのですが、出血直前のCTは撮ったことがなかったので、撮ってみることになりました。
一回は出血がかなり早まった（嬉しいこと＝海外旅行＝があったため、早まったのかと思われる）ので残念ながら延期。このあたり、大学病院なので、CTの予約になかなか融通が利かないんですよね。
そして9月、また出血が予定日より2日早く来そうだった（だいたい、PMS(?)から5日後に出血というのがわかってきたので、予想が出来るようになってきた）ので、今回は総合診療部の先生に電話して泣きついて、緊急CTのかたちでCT撮影を入れて頂きました。
結果は、「腸管に出血するような部位はみあたらない」というものでした。苦労して撮った、出血前CTですが、残念ながら決め手には欠けたようです。
なお、予想通り、緊急CTを撮った翌日から、ドバドバ出血がはじまりました。なので、出血する部位がみあたらないって、いったいあれだけの出血はどこから出ているのでしょうか。それも貧血にならないので、どこかに一回溜めてから、と医師や私は推定していたのですが。
で、婦人科紹介
ただ、「異所性子宮内膜症の疑い」は捨てきれない、決め手には欠けるけど、ということで、総合診療部から、婦人科（戸籍男性だけど婦人科受診！）に紹介になりました。
婦人科を受診したところ、衝撃の一言。
子宮あるかもしれないから、詳しく検査しようか
はい？何ですと？と聞き返したかったけど、落ち着いてしっかりはっきりおっしゃって頂いたので、聞き返すのは悪かったので、「はい」とだけ答えました。
子宮があるか探すことに
一応戸籍性男性で、産まれた時の性別も男性ですが、残念なことにゴナドトロピン分泌不全（視床下部性性腺機能低下症）という病気で男性ホルモン作れなかったり妊孕性（子どもを作る能力）がなかったりする、性分化疾患がある程度かと思っていたら、まさかの「子宮あるかもしれないから」疑惑。
でも、確かにいろいろな状況を考えると、子宮があると考える方が、すっきり来るのは事実で、複雑な心境です。
まずは、妊婦さんも使うエコー室にて、エコーをして見たけど、特定には至らず、今度MRI（骨盤腔）を撮影して、子宮やその他がないか見ることになりました。10月13日に撮影して、18日に結果発表です。
そろそろ子宮ありました！でも良いから納得いく結果が欲しい
消化器内科でいろんな検査をして、それこそ上から下まで（胃カメラから小腸カプセル内視鏡、大腸CF（大腸カメラ、大腸ファイバー）みて、腸のあたりのCT検査も何回も受けて、そろそろ検査疲れしているのが正直なところです。
消化器内科でそれだけ調べても、「消化器内科的には全く異常なし」というお返事を貰って、そして総合診療部から「異所性子宮内膜症の疑い」というものが出てきて、婦人科に紹介になり、「子宮あるかもしれないから、検査しようか」となり、電子カルテには「ミュラー管遺残症候群疑い」と書かれ（トップ画像に、性分化疾患の病名一覧の抜粋を載せましたが、そこにも「ミュラー管遺残症候群」（AMHおよびAMH受容体異常症）が載っていました）ていましたが、今度子宮とかその他のミュラー管構造物（子宮や卵管、膣上部など）が残っていないかMRIでみます。
そろそろ、本当に出血原因を探すのに疲れてきました。もう、「子宮ありました！」でも良いので、出血原因を特定して欲しいところ。原因が特定できないと、対処のしようが無いし、なにより月に1回4日ほどお尻から出血、それもそれなりにまとまった量が、というのが、精神的にキツイです、原因がわからないと。原因がわかっていれば納得して受け入れる覚悟はあるのですが。
総合診療部の先生も手詰まり感たっぷりで、婦人科で否定されたら次どこ紹介しようか、消化器外科？（ただ、消化器内科的には全く異常なしなので、消化器外科は切ったり貼ったりする科なので、振られても困るような気もするが）とかおっしゃっていました。
私としては、やはり原因が知りたい。対処の仕方がもしないものであっても、月に1回4日間、お尻から血がドバドバ出るのはさすがに精神的に落ち着かないです。あとは、出血前と出血中の不快症状がなんとかなれば（少しでも軽減する方法があれば）良いのですが。
今の思いとしては、とんでもない結果であっても、何であっても、納得して受け入れられる結果が欲しいです、という状況ですね。