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ゆく年くる年|2021振り返りと2022仮説

2021年が終わり、2022年がやってきました。

ここでは2021年の振り返りと、そこから導き出される2022年に向けた仮説を立てることで、今年1年間を通して「水﨑悠樹」というひとりの人間を使った壮大な探究活動を実施していきたいと考えています。

まず、2021年を振り返ってタイトルをつけるとしたら、「越境と正しい自己認識」です。

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私は以前から自分の能力には自信があったので「俺は若くしてスーパーエースなんぞ!」などと驕っておりました。(笑)

今年度は特に職場でもある程度のポジションをいただき、その驕りに拍車がかかっていたことは間違いありません。

しかし、2021年はその考えは大きく打ち砕かれることになります。

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この1年は自分の興味関心に任せながら、さまざまなところへお出かけし、さまざまな人との出会いを経験しました。

そこには、ビジョンを描き、仲間をつくり、仕組みを考えて、価値を創り出しては提供する人たちがいることを知りました。(しかも、たくさん。)

そしてこれまで自分のやってきたことのほとんどは、何かの模倣か、あるいは与えられたタスクを最高のの完成度に引き上げて提供しているだけに過ぎなかったことを思い知らされます。(越境)

そのような経験は初め、頭をぶん殴ってくるような衝撃となって自分に襲いかかってきました。ひたすら落ち込む時期が続きました。ひととおり落ち込んだあとは、家族や友人、仲間などにかけてもらった言葉で、少しずつ前を向くことができましたが、振り返れば数ヶ月続いたような気がします。

最終的には、あるきっかけでじっくり自分を見つめ直すことで、できることとできないこと、強みと弱み、成果と課題を正しく理解して立ち直ることが出来ました。(正しい自己認識)

まさに、越境を通し、人と繋がりを経て、世界の大きさを知り、正しく自分を認識した2021年となりました。


そして、その認識の中で分かったことが5つあります。

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まず1つ目は、自己効力感の大切さです。

落ち込むことは大切ですが、一方でエフィカシー(自己効力感)を高めることも大切であることと教わりました。もがいていることから離れ、大切な人と共にほんのりとした時間を過ごすことも良きですが、逃避ではなく前向きな立ち直りが欲しいところです。根拠のない自信や、「俺ってできるんだ!」という見通しをどれだけ自分で高くしてあげられるかによって、今後の自己成長のサイクルが良い循環になるかを左右すると思います。


2つ目は、自分の行動を阻害している要因が、エフィカシーに起因しているということです。

2021年は「やるやる!」と言ってできなかったことがいくつもあります。単純にやりたいことをモリモリにしすぎて時間がなかったことも要因の1つですが、振り返ってみると「これで大丈夫かな?」「間違ってないか?」と迷っている時間が長かったように思います。そしてその迷いが、一直線に行動するエネルギーを奪っていたように思います。


3つめは、バックキャスティングの大切さです。

越境した先で出会った価値を生み出している人たちには、自分とは決定的に異なる点がありました。それは、「ありたい姿から逆算して考えている」ということです。少し言い換えると「ビジョンから立てている」「whyから出発している」という感じでもあると思います。一方自分は、思考(試行)する時には、決まって現状の延長線上で考えたり、解決策(whatやhow)から先に考えていることに気が付きました。


4つめは、自分の人格形成の過程の特徴についてです。

さまざまな人との出会いを経験する中で、または過去に出会った人との関わりも思い出す中で、自分の人格は「どんな出来事があったか?」よりも圧倒的に「どんな人と出会ったか?」によって形成されていることに気づきました。自分の人生を振り返る機会がありましたが、自分に変化や成長をもたらしてくれたことを思い出した時に、【出来事】なんてほとんど出てきませんでした。思い出されたのは、圧倒的に【人】【出会い】でした。

そしていつか、自分もその人たち(=自分に変化や成長をもたらしてくれた方々)のようになれたら、もっともっと自分が満たされるのでは?と考えるようになったのです。またこれが、自分が教員を目指すきっかけとなった「人の成長を自らの喜びと感じる。その過程に関われることが尊く幸せ。」という想いとリンクしていることにも気付きます。

あわせて、そのような人たちは決まって自分に対して何かしらのきっかけを与えてくれていることからすると、関わる人たちへの「きっかけ」の提供が自分なりの成長のお手伝いであるとも考えられます。

「変化のきっかけを提供できる存在」みたいなのが自分のbeingであり、「そのような存在として人生を通して多くの人と関わること」がwant toなのかなと思います。

「変化のきっかけを提供できる存在として人生を通して多くの人と関わる」


う〜ん、なんかいいっすね。

これが、5つめの気づき、「自分の目指す姿」の見直しになります。


以上の2021振り返りを踏まえて、以下の3つが2022の仮説になります。

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①広い世界に出て揉まれながらも、好循環の成長サイクルを回すためには、まずエフィカシーを高めることが必要。

②常に目指す姿やなぜ?から逆算して考え、より良くアクションし、自分の能力を正しく認知する成功体験を積み上げることで、エフィカシーが高まるのではないかということ。(エフィカシーは自己肯定感と異なる。)

③またその積み上げとエフィカシーの高まりが、結果的になりたい自分(=変化のきっかけを提供できる存在)を実現する近道になり、2022年を終えた時の自分の幸福度を高めてくれているのではないかということ。


具体的なアクションとしては以下の3つ

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①正しくアクションするため、思考するとき行動する時は、常にwhyから考えること。
(そして必ずやり切る。)

②アクションしたことを、毎日「YWT」を使った振り返りをし、毎月末に「経験学習サイクル」を使った振り返りをして、積み上げいくこと。


③12月31日に365日分の「YWT」と12ヶ月分の「経験学習サイクル」を見返し、やりきったことや成功体験の積み上げを振り返って自分のエフィカシーの高まりを認識すること。


まとめると…

変化や成長のきっかけを提供できる自分になるために、毎日の正しいアクションと振り返りを通しながら成功体験の積み上げを認知し、エフィカシーを向上させていくことが、充実した2022年及び最終的には私の目指す姿に早く辿り着く方法ではないか。

ということでしょうか。


そしてそして、その「変化や成長のきっかけ」を「自分らしく」提供していくには何が必要なのか?ということも明らかにしたいもの考えています。私にしかできないことがあるはずなので。


皆さま、2022年も水崎悠樹を、どうぞよろしくお願い申し上げます。




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