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シャンバラ書道会由波教室開講しました。

2024年10月より、シャンバラ書道会由波教室が開講しました。


10月に2名の方が、書道の稽古をスタートされました。

シャンバラ書道会由波教室では、稽古の最初に礼式、体操、瞑想などをおこないます。

一般的な書道教室のイメージとは少し違いますが、
「準備八割」とはよく言ったもので、筆を持って書き始める前に自分の体や心の状態を整えておくことで、実際に筆を持って書いた線が変わってきます。
これは、私自身シャンバラ書道会で10年ほど稽古を重ねてきて実感していることです。

一番最初のレッスンでは、礼式、体操、瞑想などをおこなった後、自分の感覚で、好きなように線を引いてもらいます。

教室開講トップバッターの生徒さん

姿勢も筆の持ち方も、筆の入れ方、線の引き方も形も自由に引いてもらいます。
いわば、これまでの自分が引いた線。これまでの自分の線です。

その後、正しい筆の持ち方、姿勢、筆の運び方をお伝えして、改めて線を引いてもらいます。

10月入会の二人目の生徒さん

最初はとても難しく感じるかもしれませんが、今月ご入会のお二人は、少し線を引き続けると、コツをうまくつかんで、最後にはとてもいい線を引かれていました。


1→2→3→4の順番

1のこれまでの自分の線は繊細で、優しい心が表れているようですが、
2→3→4と進むにつれ、線がまっすぐでしっかりしてきていました。
変化を感じながらご自分の内面をしっかりと見る目を持った、芯の強い線になりました。

ほんの数十分で、こんなに線が変わるのです。
「線が変わる=自分が変わる」
を体験できるんですよね。線、恐るべし。


1→2→3の順 (3は縦線)

こちらは、横線と縦線を書いてもらいました。
1のこれまでの自分の線も、芯の強さや意思の強さを感じる線ですが、2の線には、それに加えてまっすぐさや素直な真面目さが出てきているのでは、と思います。
2で姿勢や筆勢がしっかりとされたので、縦線にも挑戦してもらいました。


お二人とも、それぞれの良さが出ていて、とても素晴らしい線になりました!


シャンバラ書道会由波教室の書道のお稽古は、それぞれが自分のペースで稽古を進めていくことができます。
人と比べたりする必要もありません。
自分のペースで、自分らしくお稽古をすすめていきます。


初回レッスン後、
お稽古は不思議な感じで衝撃的だったけれど(笑)、座禅や体を動かしたりすることもしたかったので、書道のお稽古でそれができるのがいいと思いました、といった感想をいただきました。

柔軟体操で体を整え、瞑想で心を整え、書道で自信がついて、本来の自分自身を解放する。ついでに字が上手になる(笑)。

書道の稽古を続けていくことで、自分の線が変わっていくにつれ、自分が変わっていくのが実感できます。


シャンバラ書道会由波教室では、引き続き受講生さんを募集しております。

シャンバラ書道会由波教室の申し込み、お問い合わせはこちら↓


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