ルールを緩める
私は、ルールを作るのが好きです。
いや、正確に言うと、好きなわけではないのですが、何かをする上でルールがあった方が動きやすく、きちんとルールを課し、頑なに守ろうとします。
メリットは、仕事で決められたルールを頑なに守ることで大きなトラブルがなく、円滑に進めているかなと思います。
ただ、私に関して言うと1つデメリットがあります。
「自分で決めたルールに無理があることに気付けないまま、頑なに守ろうとする」というところです。
このモードに入ってしまうと、ルールが「義務」になってしまい、「ねばならない思考」に陥り、やがて苦しくなって途中で挫折してしまいます。
私が何をやっても三日坊主なのは、これが大きな原因かなと思っています。
何故そうなってしまうのでしょうか。
先ほど、「自分で決めたルールに無理がある」と書きました。
私は完璧主義なところがあり、初めの目標設定やルール設定の時点でハードルをぐんと上げてしまいがちです。
なるべく早く目標を達成したくなってしまうのです。
そんな焦りから、ついつい無理のあるルールを課してしまうことが多いです。
もうひとつ。
ルール設定に無理があるのに頑なに変えようとしないところにも原因があると思います。
私の短所として、「1度決めたことは絶対に覆したくない」と謎に頑固な所があります。
「こうと決めたら絶対にこう!」となってしまうのです。臨機応変に考えられない。
思考の癖ですね。
これではどんなに楽しいことでも義務になってしまうし、途中で苦しくなってしまいますよね。
続かないのも当たり前です。
最近、ジム通いを始めました。
実は過去に2度ほどジム通いをしたことがあります。
しかし、「絶対に10kg痩せる!」「行ける日は絶対に全部行く!」「決めたトレーニングメニューは必ずこなす!」と最初に決めてしまい、案の定それを変えられないでいるうちに、「出来ないからもう無理」と数ヶ月で投げ出すという感じでした。
運動苦手で、自分から進んで運動したことがない人が続くわけないですよね…今ならわかりますが当時はわかりませんでした。
なので、今回ジム通いをするにあたって、どのようなルールだったら長く続けられるのかを考えました。
性格上、どうしても「目標」「ルール」が欲しいんですよね。
ないとどう動いて良いか分からずフリーズしてしまうので…。
今回通っているジムは24時間営業している所なので、週に何回とか毎週何曜日に必ずとかいうのは考えないことにしました。
仕事の時間以外はいつでも行けるので、行ける時に行くでいいかな、と。
運動量も調整しながらできそうなペースを探っていければ良いかなと思います。
そして、気づいたことは、
「ルールは途中で変更して良いもの」ということ。
今まで「こうと決めたら絶対こう!」としか考えられませんでしたが、通うペースやトレーニングの時間、メニューなど…無理があるなと思ったら負荷を軽くしても良いというルールを設けてみようと思います。
コツコツ続けるために途中でルールを緩めるのはむしろ良いこと。
ジム通いもそうですが、ほかの事でも「ルールは途中で変更してOK」を覚えておいて、臨機応変に対応できるよう心がけていきたいと思います。