アイロンがけは「準備できている自分」の見える化だった
マクラメのレッスンの時は襟のあるシャツを着る。それが『先生』と呼ばれる立場に立つスイッチでもある。だからレッスンの翌日は、洗濯後のシャツにアイロンをかける。
シューッという衣擦れの音をさせながら、まずは右袖。袖口は丁寧に、しわなくカッチリと見えるようにしたい。ボタンが少し厄介だ。アイロンの向きを細かく変えて、先の尖ったところをあててしわを伸ばす。右袖が終わったら左袖、次に襟。襟もしっかりプレスしながらアイロンを当てる。
肩もしわが残らないように気をつける。顔に近いところだ