バケットリスト〜黒部立山
バケットリストとは、【自分が生きているうちにやりたいこと】を言います。つまり【死ぬまでにやりたいこと】ですね。
私はざっくりと箇条書きで、死ぬまでに・健康なうちに・40代のうちに・今年中に、と【やりたいことリスト】を書き出したりイメージしたりして、実現可能そうなものからひとつずつやって消去していこうと思っています。
死ぬ間際にやり残して後悔することをひとつでも減らしたいので。
まず、今年の夏やりたかったこと、行きたかった場所、それは先月書いた【長野県のビーナスライン】と、今回行った【黒部立山アルペンルート】です。
2泊3日しかありませんでしたが、富山県立山からアルペンルートで黒部ダムまで往復したので、その旅行記です。
グリーンビュー立山に前泊して翌朝スタート
富山県の立山駅まで大阪の自宅からナビを入れると、所要時間は5時間15分ほど。なかなか遠い。
さらに今、北陸道はリフレッシュ集中工事の期間中で、やたらと車線規制があって渋滞もよく発生している。
あまりに混むところは下道に降りて回避したり、夫と約90分ごとに運転交代しながら無理なくのんびり進み、1日目はほとんど移動だけで終了。
昼食休憩も挟むと、目的地のホテルまでは7時間ぐらいかかりました。着いてからはもう、温泉と夕食で終わり。翌朝に向けて早く就寝。
アルペンルート往復券で黒部ダムへ
翌朝は、お茶2本ずつとおにぎり弁当を買って立山駅からケーブルカーに乗り、いざスタート。高山バスやロープウェイ・トロリーバスを乗り継いで、まずは黒部湖を目指しました。
日曜だったので臨時便も出してはくれてるけど、それでも乗り継ぎの待ち時間が多くてもったいない。これ、なんとかならんのかね?観光客ももちろん多い。
どれぐらい時間がかかるか分からなかったので、まずは一番遠い目的地の黒部ダムまで行ってから、立山側へ戻りつつ大観峰→室堂→美女平て感じで回ることにしました。
朝食をとらずに出発したので、まずは黒部湖でおにぎり弁当を食べる。景色とここまで来た苦労という調味料が加わって、格別に美味しかった!
なかなかの階段の多さでしたが、まだまだ元気。空腹も満たされ、展望台までの長い階段を昇り、あちこち歩いて見てまわりました。
黒部ダムや大観峰の自然や景色の雄大さと、これが人工物だと思えないようなスケールで建設されたダムや交通機関に感動。
雄大な自然に比べたら、豆粒みたいな人間たちが、どうやってこれらを造ったのだろう?凄いとしか言いようがない。そりゃトンネル掘削で多くの人が亡くなったのも頷ける。
いよいよ室堂へ~標高2,450mの景色
室堂での時間をいちばん長く取りたかったので、ここでの散策・トレッキングをメインに今回の旅行を計画しました。
到着直後は、山頂付近は雲の中。霧やガスも多くて、なかなか晴れませんでした。標高が高い場所の真夏は雲が湧きやすく、晴天率が低いらしい。
それでも、みくりが池や遊歩道を歩いて、雷鳥荘の見える場所まで行くと。。。だんだんガスが晴れてきました。なかなか運がいいんじゃないの!
絶景の中、自然の中では、自分のちっぽけさ・ひとりの人間の存在など比べ物にもならなくて、言葉を失う。
そして、遊歩道に渋滞が発生し、人だかり皆が同じ方向を見てカメラを構えていました。そう!雷鳥です!2羽いました。サンダーバード!
私も慌ててスマホを取り出しましたが、時すでに遅し。ピョンと岩から降りて見えなくなってしまい、シャッターチャンスを逃しました。
ま、いっか。この目で見れたし。てことで、写真はありません。
弥陀ヶ原は、霧とガスで真っ白。トレッキングは断念。
弥陀ヶ原の木道も歩いてみたかったのだけれど、夏は午後ほど夕立や霧が発生しやすく、視界も景色も良くない、てことで断念。
一日しかない、タイトなスケジュールではすべて回る時間も微妙。
高山バスの途中下車は選ばずに、立山駅まで戻ることにしました。
バスに乗っている最中も、霧が多くて小雨もパラついていたのでスルーして正解。
ほんとは見たかった、弥陀ヶ原の景色がこれ。
またこよう。次は秋の紅葉の時期に来たい。
バケットリスト、減らないじゃん。冬の【雪の大谷】も見たいとなると、逆に増えちゃった?笑
日本一の落差を誇る称名滝へ
弥陀ヶ原をとばしたため思ったより早めに下山できてしまい、立山駅から車で13分ほどの称名滝を見に行く。落差日本一らしい。
駐車場に車をとめて、また歩く。上り坂を20分ほど。
この時すでに1万8,000歩を超えている。クタクタの体にまた鞭をうって。
見えました。上の方は霧がかかってどん曇りだけど。
落差350mで日本一って言っても、ここから見えてるのはたぶん全部ではなさそう。滝が縦に4つに分かれてるって言ってたし。
この滝までの道から見える「悪城の壁」と呼ばれる一枚岩の断崖絶壁も迫力がありましたよ。
熊出没注意の看板にはビビりながらも、この日の予定は全てクリア。
ホテルに戻って汗だくの身体を洗い、温泉に浸かる至福の時間。美味しい夕食にも満足して、この日も早めに就寝しました。
翌朝・最終日3日目はおまけのバケットリストへ
かなり長くなってしまうので、続きは次回。では、また!
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