![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142877190/rectangle_large_type_2_591f2f1f57417b9c2ec3451a8729a343.jpeg?width=1200)
誕生日、お金について考える
先日、私の誕生日でした。
私たち夫婦は、毎年お互いの誕生日には何か相手の欲しい物を買うか、2人で旅行をするか、というのを続けています。
今年も夫はちゃんと「なにがいいか考えといてな」と聞いてくれていました。
ふーむ。今回は、特にコレといった欲しい物が思い浮かばない。
年々、物欲が薄れてきているような気もする。
実用的すぎる物はなんだかプレゼント感がないし。
![](https://assets.st-note.com/img/1717455736741-JmWQb2pMQO.jpg?width=1200)
買ってもらった。おかげで雨の日バイク通勤も快適。
でもかなり実用性に傾いてしまったかな。
そこで、今回は【夫プレゼンツの旅行がしたい】と伝えました。
これまでのお出掛けや旅行の大半の企画と手配は私。
行きたい場所や泊まりたい所を考えたり探したりするのはワクワクして好きなので、いつも私が決めていた。
事前に「こんなとこに行くよ」と画像を見せたりするけど「ええな〜」と言いつつも夫はあまりちゃんと見てない。
車に乗り込んでナビ設定するときに「で?どこに向かうんやっけ?」て時もある。
夫曰く、下調べしすぎるのは好きじゃない、ミステリーツアーみたいにどんなとこに行くかの期待感や、どんな景色なのかを着いて初めて体験できるの感じがおもしろいから、と。実物に勝る写真もないし。
こう言っていたので、この度はそれを逆転してほしいとリクエスト。
夫「え〜。めっちゃムズイなーそれ。」
1週間くらい、あれこれ考えて調べてくれていたようだけど、
「なんかもう、考えすぎて分からんくなった。もうお金は気にせんとバーーン!とこんな宿に泊まってみる?」
と、最終的に提案してきたのが豪華な露天風呂付き客室のお宿。
![](https://assets.st-note.com/img/1717454363311-NzPBx0ogV7.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1717454391595-2G5TVXuZRF.jpg?width=1200)
お値段なんと、一泊ひとり6万弱。
消費税入れたら2人で12万円超。ぎょえぇ〜。マジで⁈
そんな高級旅館を提案してくるとは思わなんだ。
「上げ膳据え膳で、なんにもせんでいいって幸せやろ」と。確かにありがたい発想だけれども。
交通費入れたら、私の薄給保育士ひと月ぶんのお給料とほぼ同等な金額。それを2日間で使っちゃう?
セレブでもなんでもない、パンピーな私は首を縦に振れませんでした。
そんな金額出すなら、辻善光さん監修のディスクブレーキロードバイクARTMA買ったほうがいいわ。(分かる人いなさすぎてゴメンナサイ。)
![](https://assets.st-note.com/img/1717455325537-MeAhYG479A.jpg?width=1200)
ダイワサイクルより発売されるお手頃価格な
本格ロード。もちろんディスクブレーキ。
提案してくれた夫には、感謝の一言に尽きるのですが。
こういう旅館って、2日間ずーっとそこにダラダラ居て過ごすものじゃない? 観光に出かけて夜だけ帰ってくるにはもったいないっしょ。
こういう贅沢な【何もしない旅】は、もっと歳を取ってからでいいのでは?
てことで、丁重に却下させていただいて。
代わりにコテージキャンプを私から提案。前から行ってみたいと思っていた奈良県の曽爾高原へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1717467261737-ysRqXgNnyb.jpg?width=1200)
今ぐらいの時期の青々とした草原も素敵。
お風呂付きの一棟貸しコテージで2万円。えーと、高級旅館の何分の1や?
でも今の私にとっては、自然の景色の中を散策したり、アウトドアで自分たちで焼いたり調理して食べるのを楽しむほうが好き。
もっとジジババになってから、そういう旅館内完結の旅をしよう。
てことで、お金をケチった訳ではなく。
今やりたいことを優先した結果でコテージキャンプに変更させていただきました。大盤振る舞いしようとしてくれた夫、ほんとにありがとう。また来年もよろしく。
あ、でもその前に夫の誕生日も結婚記念日もやってくるけど。
旅行とか趣味とか、人生に潤いや刺激を与えてくれる経験には、お金を惜しまず適宜に使おうと思います。
次のバースデーは、夫を喜ばーすでい!!
お金の使い方について、改めて考えた誕生日となりました。
つづく。(バースデーキャンプ本編へ)