1日3食食べること
美味しいものを食べることが嫌いな人はあまりいないのではないかと思う。私もその1人だ。けれども、何かをしなければならない時、没頭している時、私の食事はおざなりになる。かつては、精神状態が不安定な時ほど食事は後回しになっていた。現実から目を背け、目を閉じてただただ眠っていた。
そんな不健康な状態のなか、いつの間にか「美味しさ」が分からなくなった時期がある。何を食べても何も感じない、好きだった味に対しても関心がなくなった。それが、ただただ悲しかった。
具合が良くなってからは、この経験を教訓にして、毎日3食食事を摂ることにしている。どんなに忙しくても、どんなに家から出るのが億劫でも。あの日に逆戻りしない為のおまじないだ。
おまじないをかけ続けることで、「私は大丈夫」というエールを身体にしみこませていく。
朝、限られた時間でたくさん食べる。
昼、30分以内にパパッと食べる。(その後は昼寝)
夜、炭水化物控えめにお惣菜を食べる。
これが、私の唯一守れている大切な習慣。
美味しいものを美味しくいただくことの出来る今を噛みしめている。