見出し画像

次は下半期を綴ろう

上半期もあと1ヶ月ちょっと。
今年の上半期は、社会人学生として学位を取得するために奮闘した。多忙だったのと体調が侭ならなかったのとで、今はほとんどの記憶がないけれど、noteや日々の記録にその様子が綴られているから、落ち着いたら読み返そうと思っている。

こういう振り返りは、こころの瘡蓋が自然に取れた時にやったほうが、平気でいられる。
だから本当にざっくり、ざっくりと思い返すと、抑うつ状態と診断されてから、4年余りが経っている。
「強いて言うならば、適応障害」とも主治医から言われ、あれよあれよという間に約2年間休職もした。辛かった。もちろん、辛いことばかりではなかったけれども、いつの間にか、辛い日、辛い時間とともにあるのが日常になっていた。
復職しても、体調が万全になることはなかった。感情と体調の波が来るのを処方薬で、なんとか凪に近づくように抑えていた。突発的に休みをいただくことが多かった。そこに罪悪感もあったけれど、体調ファーストでなければ、暮らせなかったと思う。

適応障害というのは、一般的にその原因となった物事から離れれば直に治ると言われているけれど、私は薬や周りと助け合いながら、その原因となる物事「社会人学生で学位を取る」ということを選択した。
そして、2年という期間を経て9月卒業という一つの区切りを迎えようとしている。学位自体がどうこうということではない、結果が全てではないのだから。それに至るまでの過程(休職や復職、周りの人々との向き合い方、暮らし方、体調などなど)は文字に起こすのも憚られるほどの酷さであったりする。そのなかで、それでも選択した区切りに向かって走れたことは、私の財産だと思う。
(出来ればもう二度と経験したくないけど)


記憶が消え飛ぶほどの濃い時間が終わった後の私は、いま、ぽかーんとしている。やる事はあるし、暮らしが変わるわけではないのだけれど、頭のなかが空っぽなのだから致し方ない。ただ、慣れきってしまった日常から、抜け出すことは容易ではない。
本当に適応障害なのだろうか、鬱じゃなくて?と思うことすらある。


そんななかでも、この期間にやりたかったけど出来なかったこと、この期間を過ごしたからこそ、今後やりたいことが幾つも見つかった。
だから、それを書いてみたい。



  1. 自分自身、家族との時間を大事にしたい

  2. プライベートと仕事を分ける訓練をしたい

  3. 趣味を持ちたい

  4. 友達を作りたい

  5. 日々の記録をつけたい


メモに書き殴るようにした、やりたいことリストのうち5個引っ張り出すとこんな感じ。

1. 自分自身、家族との時間を大事にしたい

これまで蔑ろにしてきた自分自身を大切にしたい。どなたかのnoteで「自分を大切に出来ない人は他者のことも大切に出来ない」という文章を読んだ時にハッとした。まさに自分だ、と思った。
私の周りでの出来事は、自分自身を大切にしない私と、それに憤る周りとの関係の悪化によって起こっているのでは、と。それに、自分のことで手一杯だと、他者のことまで気にかける余裕が生まれないし、歩み寄る一歩がとても重い。それは私自身が望んでいる状態ではない。
これまでの縛りがなくなったのなら、その状態を打開したい。

そして、家族との問題は、より複雑で繊細だ。実家との関係性は希薄かつ酷いもので、なかなか修復できるとは思えない。十年来私が逃避し放置してきた結果が、ここ数年のうちに澱となって視えるようになってきた。
夫婦生活においては、良好ではあるが、ずっと一緒に暮らしているわけではない為、時折ぴょこんと顔を出す不安要素を検討しないまま月日が経っている。そのうち妊活や不妊治療だってするかもしれない。
そういうものをひっくるめて、長い目で自分自身と家族と、それらを取り巻く時間を大事にしていきたい。


2. プライベートと仕事を分ける訓練をしたい

もうこれは、文字通り。仕事が好き過ぎて!みたいな訳ではなくて、これくらいのことも出来ないなんてみたいな負の思考がこびりついてプライベートを侵食するパターン。
でも、ずーっと同じことを繰り返し考えていてもあんまりいいことってなくて、別の視点から切り込んだり、全く関係ないことをしている時の方がいいアイデアが出たりする。
それに、仕事だけに生きていくっていうのはなんか違う気がして、プライベートを充実させていきたい。この辺はいろいろ興味の向くままに試してみたい。


3. 趣味を持ちたい

2の続きみたいなものではあるけど、趣味があるといいなと思っている。例えば旅行とか料理とか、憧れるものはあるけど、出来ればお金をそんなにかけずに気楽に始めれるものがいい。
私は今、市民講座に注目していて、それはずーっと狙っていたものなのだけれども、定員に達してしまっているので空きが出ないか市報に目を光らせている。土いじりをしてみたくて、農業を体験してみたいのだけれど、自分で土地を借りて始めるのはハードルが高い。だから、農業をしている人が塾という形で個人に土地を貸して、かつ、指導してくれるというもの。それを市民講座とした企画があるらしい。月に3-4回作業するらしく、毎週何かしら出来るのも嬉しい。


4. 友達を作りたい

最近記事にしたことがあるのでご存知の方もいるかと思うが、私は友達が少ない。これは紛れもない事実。今いる友達との関係性を大切にするのはもちろんなのだけれど、新たに友達が出来たら尚嬉しい。とはいえ、どこで友達が出来るのか不明。noteでコメントを寄せてくれる方達と仲良く慣れたらいいなとか、イベントに一緒に行けたらいいなとか、そういう思いはある。
(誘っても出来れば引かないでください)


5. 日々の記録をつけたい

冒頭に書いたように、私は忘却術に長けている為、出来るだけ文字にして残しておかないと忘れてしまう。スルーっと忘れてしまうので物事を無かったことかのように認識しがち(都合のいい解釈)。日々の記録がしやすいような工夫として、9月始まりの1年間半の記録ができるダイアリーを購入した。ここのところ100均の薄いダイアリーを使用していたから、久々の奮発になるのだけれど、書くぞ!と決めたらどうしても書きやすいものにしたかった。興奮し過ぎて8月の記入欄がないことに気付かなかったのは痛かったけれど、ルーズリーフを切り取って補充済み。
自分の頭の中身をダイアリーに綴りまくって、週末にはそれを眺めながらぼんやり過ごしてみたい。


新たな暮らしのヒントが得られるといいな。