ゼロ次情報を駆使した転職活動で、"心の琴線に触れる"会社と出会った話
みなさん、こんにちは!
カミナシのHRで採用を担当している近藤( @hokoke_konchan )です。
転職活動の時に、こんな悩みにぶつかった事はありませんか?
noteやXなどの1次情報をみているとどの企業も素晴らしくみえる
企業の掲げるミッションやビジョンに共感するけど、本当に自分に合っているのか不安
結果、自分に合った会社かどうか判断が難しい
私も同じような悩みにぶつかりましたが、一歩踏み込んだ情報収集をすることで、カミナシに納得感を持って入社できました。入社後も同じ視点で情報収集を続けたことで、スムーズにオンボーディングを進められています。
カミナシに入社して約1ヵ月経ったこのタイミングで、その情報収集方法を皆さんにシェアしたいと思います!
0. こんな人に届けたい
転職活動中で企業選びに迷っている方
スタートアップへの転職を考えている方
カミナシに興味がある方
入社直後で早期に立ち上がり活躍を目指したい方
どれかに当てはまる方は、当てはまらない方も、ぜひ最後まで読んでスキを押して頂けると嬉しいです!
1. カミナシに入社しました
24年5月末までは「クリエイティブで、世界を豊かにしたい」リチカの近藤として全力疾走してきましたが、2024年6月1日から「ノンデスクワーカーの才能を解き放ちたい」カミナシの近藤になりました。
リチカではHRの中でも採用を中心に業務を行い、経営陣と近い距離で戦略的な思考を持って仕事を進めることができました。約5年間の経験を積ませて頂き本当に感謝しています。
カミナシでも引き続き採用業務に従事しています。全社一丸となって採用に取り組むカミナシの環境で、元々持っていた当たり前基準を日々アップデート出来ており、心からカミナシを選んで良かった!と思えています。
それでは、本題に入っていきましょう!
2. 転職活動で大切にしたゼロ次情報とは?
このnoteのタイトルにもある通り、転職活動ではゼロ次情報の収集に力を入れました。
"ゼロ次情報"という言葉は私の解釈を加えて、このnoteで使用しているので、どのような意味を指しているのかを"1次情報"という言葉と対比しながら説明させてください。
1次情報とは?
1次情報という言葉を検索すると下記のような定義が出てきました。皆さんが認識されている定義と大きく差異はないのではないでしょうか。
たとえば、企業の経営者や社員がnoteやX、ポッドキャストで直接発信する情報がこれにあたります。これらの情報は企業の内部から発信されるため、比較的正確で信頼性があります。
では、ゼロ次情報とはどのような情報を指すのか説明したいと思います。
ゼロ次情報とは?
転職活動においてゼロ次情報とは、カジュアル面談や面接で得られる情報だけでなく、実際にその企業のサービスを使ってみることで得られる情報も含まれます。これにより、企業が顧客に提供する価値をより深く理解することができると考えています。
toC向けサービスを提供している会社であれば、ユーザーとしてそのサービスに触れることで、ゼロ次情報を取得することは容易いですし、toB向けサービスでも、BtoBtoCの構造のサービスなどであれば、今話題のタイミーを活用しサービスに触れることも可能になってきています。(もちろん、toB向けサービスの中にはユーザーとしてサービスに触れることが出来ないケースも少なくないと思います🙏)
私がカミナシと出会ったきっかけはYOUTRUST経由のスカウトメッセージでした。その後、カジュアル面談を実施したのですが、Mission / Vision / Valueや組織や人、事業などに理解や共感が出来たものの、本当に自分に合っている環境なのか、どこか不安が拭いきれませんでした。
その理由は、私がカミナシの顧客(ノンデスクワーカー)を知らず、イメージが湧かないからだと考え、それをきっかけに顧客解像度をあげるためにタイミーを活用し、カミナシ導入顧客でアルバイトをすることに決めました。
3. タイミーを使ってカミナシ導入顧客の工場で" バイト "してみた
カジュアル面談の後、私はカミナシで公開されている事例ページを見ながらタイミーを開き、コンビニのデイリー商品を製造する会社様でのバイト募集を見つけました。
すぐに応募し、カミナシの顧客企業でアルバイトとして8時間働くことで、運良くカミナシレポートにも触れる機会を得ることが出来ました。
応募した目的や背景
カミナシとのカジュアル面談を通じて、カミナシのミッションや事業、組織について理解しましたが、顧客であるノンデスクワーカーがどんな人で、どんな課題を抱えているのか具体的にイメージすることができませんでした。
そこで、実際に顧客の立場で体験することで、その解像度を上げるためにアルバイトをすることにしました。
参加して把握できたこと
私が参加して把握したことは以下の通りです。
≪ カミナシレポートの利用者や利用シーンについて ≫
主にライン作業に従事するリーダー(非正規雇用の方)が利用されていました。ラインの締め作業に入ったタイミングで、カミナシレポートを活用しながらリーダーが機械の清掃や環境整備の締め作業を指示していました。
私も締め作業時に、たまたまリーダーのベトナム人の方とカミナシレポートに触れることができ、具体的なプロダクトの利用イメージが湧きました。
≪ 現場で感じた課題感 ≫
現場では、食品製造の品質を担保するために材料のロスが発生したり、機械が一時的にストップし時間的なロスが発生していました。また、外国人労働者の多さ(工場ラインに関わる人員の8割ほどを占めていました)により、言語の壁も大きな課題となっていました。
≪ カミナシが提供するプロダクトの価値 ≫
今回のアルバイト体験で、カミナシが提供するプロダクトの価値を2つ感じました。
1つ目は、製造業の現場で紙を無くし効率化に寄与している点です。
製造業をはじめ、日本のモノづくり産業は「深い思いやり(ホスピタリティ)」で溢れており、そのホスピタリティがあるからこそ、日本の商品は高品質が維持されています。
深い思いやりをもって" 日本らしさ "を体現する日本の製造業は、労働者不足や製造ラインの効率化など様々な課題に追われる中で「なんとか維持」されている状態でした。
そんな現場において、まずは効率化という切り口からカミナシは価値提供出来ていると感じました。
2つ目は、プロダクトを通じて現場の方々に権限や裁量を付与し、ノンデスクワーカーの価値を向上させている点です。
前提、ノンデスクワーカーの価値向上を実現していくためにやれることはまだまだたくさんありますが、カミナシのプロダクトを通して少しずつ権限移譲が進み、裁量が与えられているように感じました。
同時にカミナシが掲げる「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」というMissionに社会的な意義や非常に大きな可能性も感じ、顧客目線でもカミナシのプロダクトに魅力を感じることが出来ました。
≪ まとめ ≫
今回はアルバイトに参加するという方法で、自ら顧客の立場に立ち、カミナシレポートがどのような価値提供をなされているか?を体験したことにより、カミナシや顧客に対する解像度があがりました。
そして、カミナシが自分にフィットしている会社なのでは?と思い始めたきっかけにもなりました。
約8時間アルバイトをした帰り道に、ぐったりと体は疲れながらも、心の琴線に触れた感覚が今も忘れられません。
タイミーさん、ありがとうございました!
4. なぜカミナシに入社したのか
アルバイト経験を経て、カミナシのミッション、事業、組織や人に心から共感できたことが理由です。また、カミナシのValueの一つである「現場ドリブン」が全社に浸透しており、自分の価値観との相性も良いと感じました。
ちなみに、現場ドリブンというValueは単なる1つのValueではなく、カミナシの競争優位性にまで昇華していると確信しています。またその背景等も発信できればと思いますのでご期待ください。
5. 最後に
転職活動中の情報収集で意識したゼロ次情報の収集は、入社後のオンボーディング期間でも大変役立っています。
HRの採用リクルーターとして、ビジネスサイドの職種の方々がどのように顧客と折衝しているのか、実際に得たゼロ次情報をもとに自社理解を深めています。
あなたもゼロ次情報を意識して取得してみてはいかがでしょうか。心の琴線に触れる会社に出会えるかもしれません。
6.We are Hiring!!!
カミナシでは未来の仲間を募集しています!
少しでも興味がある方がいらっしゃれば、ぜひご連絡ください。
私の所属するHRでもシニアリクルーターと採用広報・ブランディングのポジションを熱烈募集中です!よければカジュアルにお話しましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
さらに、スキをしていただければ、とてもとても喜びます!!!
今後もカミナシで得た経験を発信していきますので、またご一読いただけると嬉しいです。
引き続き、よろしくお願い致します!
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