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娯楽に優劣をつけるのをやめたい

我が家の息子はゲーム好き。暇さえあればゲームをしている。

ゲームをしているときは話しかけても一回では気づかない。そんな息子をゲーム依存症かも?と心配していた。

でも、本を読んでいるときも、息子は一回呼んだだけでは反応しない。そしてトイレにすらも本を持って行く。
それを見ても私は、息子は本依存症なのかもと心配しない。

どうしてゲームだと心配になって、本だと心配にならないのか。
それは、私が、ゲームよりも本の方が価値が高いと思っているからではないだろうか。

読書もゲームも、所詮娯楽の一種にすぎないのに。

読書で得る知識もあるけど、ゲームで得る知識もある。それなのに、本をたくさん読む子供は知的で、ゲームをたくさんする子供は怠惰だと思っている。

こういうことは他にもある。

野球が上手な子供はすごくて、ゲームが上手な子供はすごくない。
将棋をしている子供はすごくて、ポケカをしている子供はすごくない。

私はそういう、勝手な価値観で子供を評価しているんだ。

それによってお金を稼いでいるのでなければ、それらはすべて娯楽として一緒くたにまとめられる存在なのに、
それらに勝手に優劣をつけている。

自分の価値観で息子の趣味を評価している。

娯楽は楽しむためにあるものなのに。

野球が好きな子は野球をすればいいし、ゲームが好きな子はゲームをすればいい。
そこに、優劣をつけるべきじゃないんだろうな。

好きな結果それが特技になって、将来の職業になることもあるけど、
上手にならなくたって、その時間を目一杯楽しんだなら、その楽しんだ時間はきっと無駄にはならないんだ。

私の勝手な価値観で息子の「好き」な気持ちを否定するのはやめよう。

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