【#買ってよかったもの】読書はやっぱり沼だった
noteのお題「#買ってよかったもの」に沿って、今年の購入物をいくつかエッセイの形でおさらいしていこうと思う。
なにかしらのお題をくださるnote公式様、感謝です。
今年買ったもののなかで一番お世話になったのは、なんてったってkindle paperwhiteである。このnoteの更新を始めたきっかけもkindleで読んだ本がきっかけだったし、今じゃもう手放せないアイテムになっている。
これまでまったく電子書籍に興味がなかった私がkindle端末を買おうとなったきっかけは、家にあるあまりにも多すぎる本に危機感を覚えたからだった。
私自身はそこまで本は持っていなかったが、両親が本を読むためそこらへんの家より本が多くあった。一番大きい部屋の壁を本棚が天井まで埋めつくし、床には本棚に入りきらない本が山積みされていた。いつかちゃんと整理しないと、と両親も思っていたのだがその”いつか”がやってきた。この度新しい家に引っ越しをすることになったのだ。中古の家を新たに買い、リノベーションをした後に引っ越しという流れだったので、工事範囲外にあまり読んでいない本は段ボールに詰めて持っていくことになったのだが、この作業が控えめに言って大変すぎた。詰めても詰めても本は無限に出てくるし、なにが悲しかったって奥に置いている本から作業を始めたものだったから、本棚の見た目も変わらなかったため、進んでいる気がまったくしなかった。ようやく表の本棚に手をつけて本棚から本を取り出してみると、その本棚は重みで棚版は歪み、使い物にはなったいなかった。その現状を見たとき、いくら紙の本が好きとはいえ、電子書籍も選択肢に入れたほうがいいと思ったのだ。
買いたい!と思ったらひたすらネットの力を利用して、メリットとデメリットを調べまくるタイプなので、「kindle端末 メリット」やら単語を入れてネットサーフィンをした。私にとって買える値段のものではあったが、その一方でお気軽な値段でもなかったので、買う!と決めてもいや、やっぱり…と気持ちが右往左往していたのだが、やっぱりほしい!!となって、最終ポチっとすることになったのだった。
やっぱり買ってよかったと思ったのは、読書の習慣がまた戻ってくれたことだった。kindle端末は読書のハードルを思った以上に下げてくれた。スマホをつける感覚で本を読めたのが大きく、ちょっとした空き時間に読むようになった。夜寝る前に、電気を消した状態で本が読めたのもよかった。
また、あの軽い端末で本を持ち運べるのも大きかった。電車で立っていても片手で読めるので、通勤のお供になってくれた。また、個人的に本を鞄にいれてページがぐちゃっとなったりしまったときの萎えみが酷かったので、端末で持ち運べるようになってその問題が解消できたのもとっても嬉しかった。
あと、もう1つ。外国の本を気軽に読めるようになったことだ。
かねてから英語とフランス語の多読をしたいと思っていたのだが、手を出すタイミングを逃し続けていた。前述した購入前の検索期間のとき、kindleが多読に向いているという記事をよく見かけ、これはいいかもと購入を決めた理由の1つになった。
実際今多読ができているのは英語の本だけなのだが、結構楽しく続けられていると思っている。辞書機能もあるし、なによりkindleには洋書のラインナップが多くあり、それもわりと安くの値段で購入ができるから、続けやすい環境が揃っている。まだとっても簡単な子ども用のものしか読めていないが、いつかは洋書の小説をすらすらと読めるようになりたい。
kindleのラインナップを見ていると、行政書士の問題集も多くあったので問題集として使えるのではないかなといろいろ画策をしている。そこそこのお値段で買ったので、お値段以上にこれからも使いこなせたらと思う。
と、こんな感じでkindle生活を楽しく満喫させてもらっている。コロナ生活で友達に会えない分いろんな人におすすめができていないので、ぜひここでおすすめさせていただきたい。
本は紙で読むものでしょ!!って思う人はたくさんいると思う。私もそうだったし、漫画に関してはやっぱり紙のほうがいいかなとは思っている(嘘はつけない)。だけど、それでも素晴らしい読書環境をいただけるのは確かだから、騙されたと思って一度手に取ってもらえたら嬉しい。そして、ぜひ私の仲間になってください。