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コーヒー6:コーヒーの挽き方

おはようございます。
どんよりとした朝、今朝も2℃と冷え込みが厳しい。そろそろ寒さの底は抜けてほしいところ。

コーヒー豆の種類・焙煎具合を見てきたので、挽き方に関して見ていこう。

挽き方

要は焙煎が終わった段階でも結局は豆の形のままのコーヒー豆。コーヒーを豆の状態のままお湯につけておいても、抽出するのに当然時間もかかり、抽出が十分できない。だから、ここから普段自分でコーヒーを淹れる段になって使っている粉の状態にする必要がある。
コーヒー豆を挽くことによって、コーヒーの成分を抜き出しやすくするのだ。豆を粉状に細かくすることで、表面積、つまりお湯と接する面を増やし、成分を抜き出しやすくする。
具体的に言えば、挽いたコーヒー豆の粒の大きさ、つまり粒度が小さく(細挽きに)なるほど、コーヒーの表面積は増えます。これのより、お湯との接触面も増え、抽出効率が高くなって濃いめの味わいになる。一方で、粒度が大きく(粗挽きに)なるほど、抽出効率は下がるため、軽めのあっさりした味わいになる、という訳だ。

コーヒー豆の挽き方には、以下の5種類の挽き具合(挽き目)があり、挽いた豆の細かさによって、風味や味わいがガラリと変わる。

  1. 極細挽き

  2. 細挽き

  3. 中細挽き

  4. 中挽き

  5. 粗挽き

それぞれの特徴を見ていこう。

1. 極細挽き

粒のサイズ感は、その名の通り一番小さく、かなり細かいパウダー状。
ここまで細かくなると渋みや苦みが強く出やすいので、時間のかかるドリップなどの抽出方法には不向き、短時間で抽出できるエスプレッソなどに向いている。

極細挽きは、エスプレッソマシンでの使用に適しています。
エスプレッソは抽出時間が約20~30秒と他の器具に比べて短く、お湯とコーヒー粉の接する面を増やして、短時間でも効率良く抽出することができます。

2. 細挽き

粒のサイズ感は、上白糖とグラニュー糖の中間ぐらい。
極細挽きほどではありませんが、濃い目の味わいになる挽き方。水を一滴ずつ注ぎながら、時間をかけて抽出するウォータードリッパーなどに適している。

ウォータードリッパーを使った水出しコーヒーは、お湯ではなく水を使って抽出するのが特徴。温度が低い分、成分が抜き出しにくくなるので、細かく挽いた粉を使用する。長時間かけてゆっくり抽出することで、じっくりと成分を引き出すことができる。

3. 中細挽き

粒のサイズ感は、グラニュー糖ぐらい。
お湯がコーヒーの粉を通過していく時間などを考慮した上で最もベーシックで、バランス良く楽しめるので、迷った時は中細挽きがおすすめ。

ペーパードリップやコーヒーメーカーなど一般的に良く使用されている抽出器具に合う挽き方。結果として、市販されているレギュラーコーヒー製品ですでに挽いて粉になっているものはこの中細挽きに設定されていることが多い。

4. 中挽き

粒のサイズ感は、グラニュー糖とザラメの中間程度。
時間をかけて抽出する方法でコーヒーを淹れる時に適した挽き方。
お湯が接している時間が長いと細かくしすぎると雑味が出やすくなってしまうので、挽き方を少し粗めにすることでそれを抑えている。

中挽きは、サイフォンやネルドリップ、フレンチプレスなど、じっくりコーヒーを抽出する淹れ方に向いています。

5. 粗挽き

ソーセージやハンバーグを連想しそうだけど、コーヒー豆の場合のサイズ感は、ザラメ糖程度。
粉とお湯の接触時間が長く、金属フィルターなど目が粗いフィルターを使う場合に、粗挽きが良い。

アウトドアなどで人気のパーコレーター(水蒸気圧でコーヒー豆にお湯を通し続け煮出す器具)は、コーヒー粉をセットするバスケットも金属製で目が粗く、火にかけて時間をかけて抽出する。焚き火を楽しみながら時間をかけてコーヒーを作るパーコレーターには粗挽きが適している。


*上記の情報は以下のリンクからまとめています。

細かく挽くと濃く苦めの味わいが、粗く挽くと薄く軽めの味わいが楽しめるコントラストがイメージできたかと思う。家で作る時はカフェオレ用にエスプレッソをマキネッタをコンロにかけて作るので僕はいつも極細引にしてもらっている。加えて深煎りの豆をそうしているものだから、コーヒーの香りが強くてバッグの中でも、家で瓶に詰め替える時、エスプレッソを作る時もその深い香りが楽しめるので、2度も3度も楽しめる。
みなさんもお気に入りの味の作り方に適した焙煎と挽き方を見つけられれば、普段のコーヒー時間がより充実した、リラックスできるものになると思う。まだ自分のスタイルが見つけられていない人はいろんなものを試しながら自分の一番が見つけられるといいですね。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い一日を。

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