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ベランダガーデニング: 沈丁花
おはようございます。
天気予報で警報が出されるくらい寒くなりそうな3連休。天気としては気持ちくらいの晴れで放射冷却もありそうなものなのに、洗濯物を干すために外に出てもさほど寒さは感じられない。
そんな中ついに蝋梅、梅に次いで遂に沈丁花が咲いた。
沈丁花
深みのある紫赤色が徐々に彩度を増し始めたくらいのタイミングで室内に移して1週間ほど。今回も梅と同様に窓際に置いていたせいか温度的な恩恵はあまりなかった様でじっくり時間をかけて一昨日ようやく一輪目が咲いたと思ったら二日で全体的に咲き始めた。
蕾を束にしたようなところから、紫がかった赤の外皮とは対照的な純白の内側を見せてくれる。そのコントラストはとても強いけれど『どうよ⁉︎』っていう押し売り感が一切なく、『こんな感じでやらせてもらってます』位の奥ゆかしさを感じさせる、いかにも寒さを耐えてきた末に咲く春の花といった佇まい。愛らしい。
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そして、沈丁花の最大の魅力は、澄んだ香り。
軽く香るだけでも清涼感のある甘みを楽しめる香りだけど、深呼吸をすれば澄み切った芳香が、頭の中だけでなくて肺から血管を伝って身も心も浄化される様な気持ちよさを感じさせてくれる。だから、この純白のような春の香りを一呼吸分も逃したくなくて、毎年室内に移して目と鼻を通して全身で楽しんでいる。
室内に置いておくと部屋をこの香りで満たしてくれるので、それだけで最高に贅沢な春の部屋が出来上がる。本を読むにしても、何か作るにしても、ふとした瞬間にこの香りが『春が来てるよ』と教えてくれる。
初夏のラベンダー、秋の金木犀と並ぶ我が家の香り担当、早春の沈丁花がこの3連休に合わせて咲いてくれて嬉しい。
皆様もリラックスした週末をお過ごしください。
僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。
皆様も、良い週末を。