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伝説の野菜寿司!2年の時を経て進化し、プレオープン!!

こんにちは。コラボレーターのいたやゆかりです。
「おかあさん」というあだ名の親友がいます。

ある日、「おかあさんになりたい!」という事に気づいたという彼は、みんなに「これからはおかあさんって呼んでね!」と言って、名実共におかあさんになりました。心優しくて、生活科が得意。

茗荷谷時代からコミュニティスペースでのDIYを助けてもらったり、今活動している令和市やRingNeFestivalのきっかけとなる仲間達を紹介してくれたのも「おかあさん」。

RingNeFestivalの際もクラウドファンディングに「おかあさんプラン」という南足柄を一緒に巡るツアーを作ってくれて、購入してくださった方達と一緒に南足柄を巡ったり、FacebookLiveの練習や1番初めに一緒にFacebookLiveをしてくれました。

RingNeFestivalで資金調達やクラウドファンディングに加え、受付業務のディレクターを任命されて困っていた際も、仕事で受付業務を行っている心強い方を紹介して1ヶ月半で様々な体制作りを整えてくれました。

前日から現地のキャンプ場で泊まり込みをしながら一緒にスタッフパスや来場者や宿泊者へのチケット引き換えに関する準備や菌糸の被り物制作などの準備をしてくれました。困った時に連絡したら真っ先に駆けつけてくれる。
そんな温かく優しいおかあさん。

社交的な人見知りの私は、慣れない場所に行く時もおかあさんについて来てもらったりします。まさに「おかあさんと一緒!!」。いじられながらも、隣にいてもらうことで心強さを感じて、新しい挑戦や取り組みを実現する事ができています。

「チャリ本マラソン」というキャンペーンを企画して、バリューブックスさんへ提案。それぞれの友人のお家を巡って、不要になった本を預かってバリューブックスさんの買取金額を当時私が事務局長と理事をしていたNPOに寄贈。

映画「みんなの学校」という不登校も特別支援学級もない同じ教室で一緒に学ぶふつうの公立小学校のみんなが笑顔になる挑戦に関する映画の上映会と対話の会を開催しました。

社会課題に関する映画の会を毎月開催したり、オンラインサロンをしたり、山口県の俵山に旅に出かけたのがきっかけでおかあさんの埼玉の綺麗な川の近くへの移住が決まったり。

一緒にご飯会を開催したり・・・。
お寿司の食器をつくるべく、一緒に南足柄へ漆を習いに通っていたこともあります。

一緒に体質改善のトレーニングをしていく中で、おかあさんが野菜寿司としてお米を提供する事に対して葛藤していた時期もありました。

嬉しいことも悲しいことも沢山の経験を共に積み重ねて来ているので、思い出は無限に出てきます。

おかあさんも私も、目の前の相手のことや一緒に働いている人のことを幸せにしたい気持ちが強くなり過ぎてしまって、気がついたら相手に譲歩したり合わせすぎて疲弊してしまうようなところがよく似ていました。

相手の要求がエスカレートしていって、関係性を是正しようと思って問題提起をしても会話が成り立たない・・・。限界を超えて疲弊してしまった時はちゃんと関係を完了させなければならない。

自分自身の「私はこう生きたい!」という想いや心地良さを大切にしていくこと。より丁寧に自分の気持ちを観察して幸せな時間や平和な時間を過ごしながら、自分達の世界観に合う人達と出会って、大切にしたい人を大切にしていくこと。

おかあさんも私もこの2年間、梅や桜などのお花見に出かけたり、盆踊りや漆のお稽古に出かけたり、古民家で味噌作りをしたり、野草を採って天ぷらにしたり、きのこ狩りをしたり。

そういった平和で幸せな時間を自分自身に体感させてあげながら、自分の心の平安を保ち続ける訓練や身近な幸せを大切に育ててきたように思います。

それと同時に、次第におかあさんと私のそれぞれの友人達が出会って交流しながら温かい人間関係や生態系が自然と周りに出来上がっていったようにも思います。優しくてきちんと努力する人が報われて生きやすく生きられるような世界になりつつあります。

そのおかあさんの野菜寿司が2年振りに復活する事になりました!
真面目で探究心や向上心のあるおかあさん。デリス・ド・キュイエールの川上文代先生のもとで、イタリアンやフレンチ、低温調理の技術を学びながら新しい野菜寿司の開発をする際、私も一緒に料理教室に通っていました。

料理教室の後、恵比寿でハーブやお茶のお店を巡ったり、アメ横でナッツ類を購入して新製品の開発に勤しんでいる姿を間近でみていました。

だからこそ、念願のリニューアルされた野菜寿司のプレオープンが決まった時は嬉しかったです。すぐに埋まってしまうことが確実だったので友達に連絡する前に真っ先に予約しました!(たった数時間で初日分は満席でした。)

「野菜寿司の職人になる!」と決めてyoutubeで学んで、茗荷谷で何回かワークショップをしてくれていたこと。海外で活躍できるように語学留学に出かけてその後、栃木のお寿司屋さんで修行をして、その後、六本木のミシュランの星付きのお寿司屋さんで働き始めたこと。

現在は、都内で安心安全産直野菜のマルシェや無農薬野菜や減農薬野菜を中心に、国産の美味しいお野菜を用意している八百屋さんで働いています。

フレンチ出身のシェフソムリエでveggie tempoの経営をされている藤田さんとおかあさんとのコラボの新生野菜寿司をいただいてきました!!

初体験を奪う!がコンセプトのお寿司とつまみのコラボ!!

お店のコンセプトは、「初体験を奪う!!」初めての食材が沢山あります。
アルコールの種類も豊富。シェフソムリエの藤田さんはシェリー酒の資格もお持ちだとか!お店にはシェリー酒や日本酒など様々な珍しい飲み物があります。

最初は、レブヒートというシェリー酒とトニックを割った飲み物をセレクトしました。

おかあさんはアルコールが苦手ということもあり、自家製の桃、はちみつレモン、ダークチェリーのシロップソーダなど様々なノンアルコールドリンクも揃っています。

おつまみの盛り合わせ。



2種のポテサラ。
ブルーベリーとシャドークインサツマイモとオレンジ。
ポテサラにブルーベリーというのが始めての組み合わせ。
鮮やかな色合いとともに、とても美味しいです。

惣菜3点。
紅芯大根と林檎の豆乳和え、
蕎麦の実と花椒の人参しりしりとエノキ酒盗と豆腐。

佃煮3点盛り。
茄子の皮、ゴーヤ、人参の皮と実山椒。
どれも美味しいですし、お酒との相性も抜群です。

定員は10名。一斉スタートのコース料理。
隣の人達やお店全体のショー形式なので、おかあさんのトークと共に美味しく食事を進めていく形です。食べることが大好きな人達ばかり。
みんな幸せな様子。美味しいものは人を幸せにしますね!

シャリ

最初のお寿司はシャリ。
シャリのお米をじっくりと味わいます。
これは以前のお店の伝統を引き継いていますね。

たまねぎと春菊とゆず

続いては、たまねぎと春菊とゆず。
綺麗な色のたまねぎの下に春菊が隠れていて、ハーモニーが素敵です。

梨の浅漬け

ガリの代わりの役割を果たしているのが梨の浅漬け。
今の時期限定だと思います。
さっぱりしていて美味しく何枚でも食べることができます。
私も3回ほどおかわりしました!

ズッキーニの昆布締め

ズッキーニの食感に昆布が合わさることで、美味しい風味が出来上がります。

ブロッコリーとオイル

おかあさんの野菜寿司は、こだわりの野菜に手をかけ、個性と才能を引き立てるような手法。それでいて、「初体験を奪う」というコンセプトのように、初めての味わいが随所にあるのが特徴。

ブロッコリーとオイルも、日常サラダで茹でたブロッコリーを食べているのとは異なる風味が口の中に広がります。

蓮根饅頭 トマトと昆布のコンソメ

サイフォンで作られたトマトと昆布のコンソメを蓮根饅頭と白キクラゲにかけてスープができます。


蓮根饅頭の和菓子のような風味と味わい。トマトと昆布のコンソメの優しくて柔らかな薄味が身体に染み渡っていきます。

オクラとオリーブ

オクラとオリーブというありそうでなさそうな組み合わせ。
オクラのシンプルな素材感にオリーブの風味が重なることで、野菜寿司として成立。

エリンギと蕎麦の実

エリンギの柔らかさと蕎麦の実の質感の違いが楽しめる逸品でした。

万願寺唐辛子と卯の花の肉詰め

ヴィーガンのコースなので、肉ではなく、トマトで風味付けられた鮮やかな色の卯の花をいただく事ができます。

ナスのトマト

茄子の柔らかさと、トマトのアクセントが美味しい一品。

百合根と落花生、玉ねぎのメイン

ほっくりとした百合根。下に敷かれたおおまさりのペースト、濃厚な玉ねぎのソースが織りなすハーモニー。とっても美味しいし、またしても初めての組み合わせ。「百合根ってこんなに美味しかったんだなぁ。」と改めて気づかせてもらうことのできる一皿です。

ごぼうと無花果

ごぼうの下に無花果が隠れているのです。これまた初めての組み合わせ。

長ネギ

上は細く刻まれた長ネギ。2層構造になっていて、下の長ネギとそれぞれの食感で楽しむ事ができます。完成された一皿です。

こぼれ黒舞茸

きのこが美味しい季節ですよね。黒舞茸の風味とオイルが加わってボリューム感が溢れている。美味しいのです!!

とろ茄子の蒲焼

とろ茄子に山椒のアクセントが効いていて、豊かな風味に仕上がっています。

卯の花の坦々麺

卯の花の坦々麺。色合いもとっても綺麗。心と身体に染み込んできます。
すっかり全てを堪能して満足している反面、名残惜しいのです。
美味しいから無限に食べる事ができそう。

シェリー酒

甘口のシェリー酒をデザートがわりにいただきました。

とっても贅沢なコースでした!
おかあさんと藤田さん2人のシェフと、10人のお客様の総勢12名で食卓を囲んでいるような気分になって、美味しさと楽しさでほっこりと温かく幸せな気持ちになるのです。

海外の人が日本で食べたい、お寿司、天麩羅、ラーメンの3つの要素を盛り込むことが出来るようにということも大切にしているそうです。

魚が苦手は人でも大丈夫な野菜にして、天ぷらも盛り込み、締めをヴィーガンでも大丈夫なように麺にしているそうです。

海外の人は勿論、日本人も大満足です!
非日常のような気持ちになります。折に触れて通いたくなります!
それでは味わい深く素敵な日々をお過ごしくださいね!

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いたやゆかり/コラボレーター
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