〈よかれ〉のギャップをクリア
こんにちは、松尾友香です。
人はなにごとも肯定的な意図を持って選択、判断、行動すると言われてきます。その『よかれ』が周囲とも合致しているなら良いですが、必ずしもそうとは限らないこともあり、そうなった時にどのように反応し、解釈するかで〈よかれ〉が独りよがりで終わってしまうのか、それとも周囲とのギャップを埋めることができるのか、これからの関係性に関わってくるのだと思います。
あの人はこういう人だから、私はこんなにしているのに、頑張っているのに、皆分かってくれないと思った時やそういった気持ちになった時は、一度立ち止まり、この〈自分目線〉を〈他者目線〉や〈第三者目線〉に変えると今までは気が付かなかったことに気が付けるかもしれません。
客観的に考えると、言葉では簡単に言うことができますが、全然客観的に考えられていないことってかなりの確率であり、客観の中に隠れたパターンや、主観というものが混ざっていることはよくあることです。自力で気が付くか、他者や何かの出来事から気付かされるか、どちらにしても気付くことが大前提。そして厄介なのは、〈よかれ〉と思ってやっているので、こんなにやっているのにー!という時は、中々気が付けず、どうしてだろう…。と模索してしまいがち。
この状態をクリアするには、やはり自分のパターンや癖、特性など自分の傾向を知ることや、客観的視点は、本当に客観性がある第三者目線なのかを考えてみると良いかもしれません。所ジョージさんも相手から見えている自分が本当の自分なんだ。と何かの番組で仰っておりました。この双方のギャップがない状態が生きやすさのコツですね。