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WIN WINが生み出す、街づくり!

2022/05/28放送
フェロー:磯貝 初奈(世田谷区出身・フリーアナウンサー)
イシュー【世田谷区】

トモラボ2022/05/28

世田谷区の空き家問題!

全国にある空き家問題ですけど、これは都会や田舎、関係なくあることに驚きました。
これからも、どんどん増えていくであろうこの空き家問題。
なぜ、増えるかと言えば、もちろん高齢化が進んでいるからが、一番の原因です。
しかし、私が思うに、『空き家をどうしていいかわからないから。』
って理由も大きいのでは、ないでしょうか。

空き家が出来てしまうのは、仕方がない。
だったら、空き家になったら次どうするべきかの参考例が、何パターンか提示される、もしくは固定化されていたら、放置されることは無くなるのではないでしょうか。

そういった点から考えると、空き家と事業者をつなぐマッチングアプリ「せたがや空き家活用ナビ」の活動は、とても期待値が上がります。

世代をこえたホームシェア

NPO法人、ハートウォーミング・ハウスによるホームシェアは、シニアが所有する建物の空いている部屋を、地方から進学する学生や、日本へ留学したい学生、また大学や専門学校などの卒業後、上京し就職をしたいと考えている若者などに、安心で低額な住まいを提供するプログラム。

トモラボ放送

私的に、この取り組みは非常にwin winな関係のいいものだなと思いました。

シニアにとってみたら、若い子が一緒に住んでくれる方が、セキュリティーの面でもとりあえず安心だと思います。
それに、誰かと会話をするということが、認知症を防ぐとても大切なツールになります。
あとは、今のネット社会において、シニアは圧倒的な情報弱者。
しかし、近くに若い子が居ることにより、サポートが出来ますよね。

逆に、若い世代においてのメリットは、何でしょうか。
核家族化が進み、個食が当たり前で育った人が多い世代。
そんな彼らが、シニアと食を囲むことにより、昔ながらの知恵を自然と学べる機会が増えると思います。
シニアの知恵は、ヤフー知恵袋よりも暖かさがあると思いますしね。
それに、上京したてでまだ友達も居ない。
そんな孤独感も、家に帰ればとりあえず誰かが居てくれるってだけで、安心出来るのではないでしょうか。

世田谷区が取り組む「ユニバーサルデザイン」「バリアフリー」

ユニバーサルデザイン
年齢、性別、国籍、能力などに関わらず、出来るだけ多くの人が利用しやすい生活環境にする。

バリアフリー
障がい者、高齢者等が生活を営む上で、様々なバリアをすべて取り除くこと。

最近出来た新しい公共の施設などは、「ユニバーサルデザイン」を重視して作られていると思うのですが、まだまだ今の日本は遅れているのが現実だと思います。

そんな中で、都立砧公園 みんなのひろば。日本初のインクルーシブ公園が2021年3月に誕生したそうです。

障がいを持つ方の話を聞いて作られた公園。
みんなが、楽しめる公園を作るには、必要なリスニングですよね。

いろんな方が、楽しめる公園だからこそ、コミュニケーションが一番バリアフリーになって、とてもいい相乗効果が生まれるのではないでしょうか。

障がいのある人が、どんな事に困っているのかとか、どんな遊びが出来るのかって、本人たちに聞いてみなきゃ分からないじゃないですか。

障がいのない子と、障がいのある子が同じ場所で遊べることによって、お互いが学べる事って、たくさんあると思うんです。

まとめ

今回の放送は、【世田谷区】について、研究しました。
シニアと若者のwin win関係。
障がいがある人と、ない人のwin win関係。

さまざまなwin win関係が作られることによって、みんなが住みやすい街づくりに繋がっていくのだろうと思いました。

地方に住む私からしてみたら、東京都世田谷区なんて、めちゃくちゃ都会。
何もかもが新しい洗練された街!
みたいなイメージを抱いてしまうのですが、田舎とそう変わりない問題を抱えてるんだなって事に、一番驚きました。


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