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私が読書を習慣付けた方法
私が本を読み始めたのは、社会人になってから。
私の母が読書好きで家にはたくさんの小説があったけれど、私はほとんど読まなかった。(母に反抗したい気持ちもあった)
1.キッカケ
社会人1年目。仕事の休憩時間がどうも暇。
ご飯を食べ終わった後はなんとなくYouTubeを見たり寝たりしていた。
けれどある日、「この時間を読書に充てたら、めちゃくちゃ充実するんじゃ?!」と思い立った。本当にいきなり。
2.最初に読んだ本
ネットで"小説 読みやすい"と検索する。
色々なサイトが出てきたけれど、評価が高くてページ数が少ないものを選んだ。
それが『コンビニ人間』
早速Amazonで文庫本を買い、次の日の休憩中に読む。
とても読みやすくてすらすら進み、休憩中に半分以上読んだ。そして仕事帰りの電車で最後まで読んでしまった。
もちろん物語も面白かったのだが、それよりもこの時自発的な初読書をした私には、
読み終えた達成感と、1日で読めた自信と、充実感が溢れていた。
「読書最高!!」
安易に思った。
3.挑戦せずに、順番に
超多趣味で熱しやすく飽きやすい私は、今まで幾度となくハマっては飽きてを繰り返してきたので、「今回こそは絶対に続けるぞ!」と意気込んだ。
私の性格と今までの経験では、初めの段階で大きいものを目指しすぎて挫折することが多かった。
(編み物にハマり2週間目でセーターを編み始めて挫折)(スケボーにハマってまだ直線しか走れないのに、スケボー用のパーク?に行って挫折)
文字にするとわたしバカすぎるなぁ。笑
ということで、ページ数が少なくて、人気なものをとにかく探した。
2作目に読んだのは『さいはての彼女』
これもめちゃめちゃ面白かった。そして思い入れも込めて今でもトップクラスに好きな小説。
習慣化できるまでは、本を開くところから
休憩時間に読書を始めて2週間くらいは、読書の時間が楽しみで仕方ないほどハマっていた。
しかしそれから少し経つと、読みたくない気分の日や寝たい気分の日が出てくる。
意地でも読書を習慣にしたかった私は、そんな日でも必ず本を開くようにした。
休憩時間のルーティンはこう。
お弁当をレンジでチンする間に、本を机に出しておく。動画を見ながらご飯を食べる(10分)食べ終えたらすぐに携帯を閉じて本を開く。
読みたくない日でも本を開いてしまえば、自然に文字が目に入る。文字を追っていけば1ページは読んでしまう。続きが気になり、結果割と読んでいる。
どんな日でも必ず本を開くようにし、3ヶ月も経てば習慣化した。
私の中の"習慣化"は、何も考えなくても自然にそうできること。
ご飯を食べ終わったら本を開く、という行動が何も考えなくてもできるようになった。
6年目
社会人6年目。転職して休憩時間が十分に確保できないこともあるけれど、それでも1日1回は本を開くことが習慣付いている。
こちらもよろしければ。