適応障害で休職中「やらないで正解」だったこと
現在、適応障害で休職中の私。
休職してすぐは、何をしたら良いか分からず、ただ焦っていました。
休職中おすすめの過ごし方
休職中にやっておいた方が良いこと
をネットで検索し、いろんなことを試しました。
試していく中で、「やった方が良いこと」だけではなく、「やらなくて良いこと」があることに気づきました。
休職中に「やらなくて正解だった」と思うこと
それは、ずばり「気を遣うこと」です。
休職してすぐ、いろんな先生方が心配して連絡をくれました。
「大丈夫?」
「話聞くよ」
はじめのうちは、
「ちょっと疲れてしまったみたいで、お休みをいただいたので、ゆっくり休みます。ご迷惑おかけしてすみません。」
と返信していたのですが、休職の延長をする度、連絡するのが億劫になりました。
管理職には、電話連絡をしなくてはなりません。電話をかけるのはとても勇気がいることです。話すことをリストアップし、他に誰も職員室にいなそうな時間を狙って、学校へ電話をかけました。電話機の向こう側で、私のことをみんなで噂してるんじゃないかと、いつも恐れていました。
このときは、仕事で迷惑をかけているのだから、
「失礼な返事をしてはいけない」
「ちゃんと連絡をしなきゃいけない」
と思っていました。
しかし、医師に言われた言葉をきっかけに変わったのです。
ある日の診察で、私が学校のみんなが心配して連絡をくれることや、管理職から「子どもたちが早く会いたいって言ってたよ」と言われて、「早く復帰しなきゃ」と思っていることを伝えました。
すると、先生は、
「心配してほしいってあなたが頼んだの?」
と聞いてきました。
そして、こう付け加えました。
「心配してメールをするのも、子どもが早く会いたいって言うのも、相手が勝手にやっていることなんだから、気にしなくていいんだよ。」
私は、はっとしました。
そうか、気にしなくていいんだ。
心がすっと軽くなりました。
優柔不断な私は、相手がしてくれたから、言ってくれたから、相手の言動が自分の行動の基準になっていたような気がします。人に何て言われたかではなく、「自分は本当はどうしたいのか」を考えようと思えるようになりました。
それからは、「大丈夫?」というメールに返事をしなくなりました。
心配して連絡をくださっている先生方、本当にすみません。
管理職からの電話も無理せず、体調が思わしくないときは、メールでやりとりをさせていただくようにしました。
自分に「わがまま」になったのです。
休職中は、心を休ませるとき。
気を遣うと心が疲れてしまいます。
気を遣うことをやめて、自分に「わがまま」になると、ちょっと心が軽くなるかもしれません。
少しでも、心が疲れている人のヒントになったらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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