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エッセイ

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記事一覧

【1月】コンテンツ視聴日記 電子版積ん読解消のために

2025年、新年の抱負として、映像作品をどんどん観ていきたい、という気持ちがある。Amazon Primeや、Netflixをスクロールして、ああ、これ気になるな…とウォッチリストに入れていく。それはさながら、電子版の積ん読みたいになってしまう。人と話している時に、その作品が話題にあがると、もどかしい気持ちになる。ああ…それ、こないだ見ようと思ってたのにな。そういう積ん読を減らしていきたい。  これは、昨年からずっと思っていたのだけれど、なかなか仕事やら転職活動やら(前の記事

教師を辞めることにしました。

突然ですが、新卒で就いた仕事である教職を、この3月で辞めることにしました。 次の仕事や、転職活動についても書いていきたいのですが、この記事では主に仕事を辞めたくなったきっかけや理由を徒然なるままに書いていきます。 自分は、2021年の3月に大学院を修了し、専修教員免許を取得しました。修士論文を執筆しながら、卒業後にどうやって生計を立てていくか考えた時に、一般企業も考えたことはあるのですが、学部時代に少しだけIT企業でインターンをし、成果やその指標となる数字とひたすら向き合う

【エッセイ】夏の帰省、まとめてみた。

首都圏で英語の教員として毎日を過ごしています。普段は忙しいですが、夏休みは割と長めにもらえるので、今年は地元の愛媛県に1週間帰省しました。文章にまとめてみます! 1日目 羽田空港から、飛行機で松山空港に帰ります。羽田空港では、丸亀製麺で腹ごしらえをするのが自分の中で定番化しています。(四国に帰るのにね…)明太釜玉うどんがお気に入りメニュー。決まったものばかり食べてしまいますが、これがお気に入り! 愛媛に帰ったら、すぐに叔父叔母宅に行くと両親から連絡をもらっていました。い

【エッセイ】田舎の進学校から慶應大学に入ったら

「『慶應大学』出身です。」 と人に話すと、お金持ち、気取っている、生まれながらのエリート、そういうような誇張したイメージを持たれることが多い。 「そういうのは一部の人だけで…、内部進学だけで…、」という言い訳もセットで、この大学のイメージを人々が語る常套句になっていると思う。特に2023年の慶應義塾高校の甲子園優勝時の、団結力や応援の様子などを見ると、愛校心に溢れ、学校に対して(自分たちは、育ちも良く、エリートなのだという)プライドを持っている、そんなイメージがつくのもわかる

【東京回顧録#5】国立新美術館のダリ展

恋愛は、付き合う前が一番楽しい、というけれど、それを最も実感した恋が20歳の時に、東京で初めてした恋だったと思う。 東京らしく、大学生らしく、いやそうかどうかは分からないけれど、全然会えない人だった。 上京して1年が経ち、生活全般が1年生の頃と比べて整ってきた頃、サークルの繋がりで他大学との交流をする機会があり、その飲み会で出会った。都心にある私立大学に通い、親のお金で借りた大学付近のマンションに住み、バイトやら飲み会やら「大事ではないこと」で、スケジュール帳をとにかく埋め

【東京回顧録#4】東京駅八重洲口を出たときのきらきらに

大学2年生の時に、初めて接客のバイトをした。 もともと別のバイトをしていたのだが、それは予備校の高校生向けの模試の採点基準を考えたり、採点者として登録している人たちが、採点したものを確認する仕事だった。千駄ヶ谷のオフィスに行って、ひたすらPCに向かい、それで時給は1600円だった。割のいいバイトで、人間関係も楽しく、無理もしなくていいのだが、模試の無い時期は、シフトにも入れないので、その空白の期間にちゃんと稼ぐために初めて飲食で働こうと思った。 客層のよい店がいい、と周囲か

【東京回顧録#3】画面の中の恵比寿ガーデンプレイス

「恵比寿ガーデンプレイス」という場所の名前を初めて聞いたのは、松本潤と、井上真央が主演のTBS系『花より男子リターンズ』の中で、主人公牧野つくしと道明寺司のデート場所、再会場所としての合言葉、だったと思うし、同世代の女子が「恵比寿ガーデンプレイス」を知るきっかけは大体そのドラマだったんじゃないかと、思っている。 ドラマの画面の中で見たその場所は、大理石の中庭のような場所で、高級感があって、田舎街から数えるほどしか出たことの無い私は、都会の男女が待ち合わせをする場所、「都会」

【東京回顧録#2】新宿・たのめーる大塚商会の看板

JR新宿駅東口から見える、「たのめーる 大塚商会」の看板。緑色の犬が買い物カートを押しているロゴでおなじみだろう。あの看板を見ると、今でも無性に心が躍り、そして浮ついた、それでいてどうしようもなくワクワクした気持ちになる。 大学2年の頃。 「大学生」という大義名分を手に入れ、学ぶため、それは学問のことを指すわけではなく、「社会勉強のために」上京し親の仕送りで一人暮らしをして学校に通い、アルバイトでお小遣い稼ぎをして、そのお金でやたらと故郷の田舎では楽しめなかったような買い物

【東京回顧録#1】京急線から見えるまち

27歳にして、初めて運転免許を取得した。 仕事に行きながら、億劫になることもしばしばだったが、ドライビングスクールに通い、カーブの曲がり方、右左折のやり方に関しては不安が残るものの、一応卒業することができた。自動車学校を卒業したら、最後に残っているのは運転免許センターに行って受ける本免試験だ。上京して数年経ってやっと住民票をうつし、晴れて東京都民になった私は、仕事が休みの平日に鮫洲にある運転免許センターへと向かった。 実は、働きながらの免許取得計画だったため、勉強は万全とは

【エッセイ】27歳のルポ

こんにちは。東京に住んでいる27歳女性です。 働き始めて4年目。社会人生活もそこそこ板についてきて、 仕事に対するハードルも減り、周囲をフォローする立場になってきた反面、 20代前半よりも人生に希望が溢れているわけでもなく、 この年代あるあるの転職、生き方、お金の使い方、人間関係に悩む時期にもなってきました。 かといって、今すぐ何を動いたらいいかも難しく、そして誰に助言を仰げばいいのかも難しく、 今考えていること、今の状況、悩んでいることをなんとなく書き残しておきたくて、no

【エッセイ】吹奏楽未経験で吹奏楽部の顧問をやってみたはなし。

教員として4年目の春を迎えている。(今日は春休み。) 別の記事で書いたように、3年間教えた子たちを卒業させるという節目がこの春にあった。詳しくは以下の記事にて。 さて、この春もう一つの節目を私は迎えた。 3年間つとめた、吹奏楽部顧問を辞める。 先に伝えておくと、私は吹奏楽経験者ではない。楽器は、幼いころにピアノを習っていたけど、楽譜が読めずにすぐやめた。 ぐちゃぐちゃととりとめなく書いてしまいそうなので、一応チャプター分けしてみる。 吹奏楽部顧問になった経緯。 3年前、

【韓国Vlog】弾丸で行ってきたよ!

土日の休みで韓国に行ってきました! 普段は忙しいのですが、 土日の休みを利用して韓国に行ってきました。 めちゃめちゃ弾丸なので、リサーチもそれほどしたわけではないですが、とりあえず… ・美容施術(リジュラン注射、水光注射、LDMなど)をする。 ・オリーブヤングでスキンケアのプロダクトを買う。 ・美味しい韓国グルメを食べる。 それだけを、目的に行きました。 意外と、出国審査や入国審査もスムーズで、大韓航空も乗り心地よかったです! 美容施術も、カウンセリングは日本語OKなと

【Vlog】有給とってるのにお弁当作っちゃった

サムネは今週食べた美味しい餃子です🥟🥟🥟 さて、今週は人事発表がありました。 3年間同じ学年を持ち上がって(つまり大きな異動はなし)、やっと卒業させ、次はどこに行くのやら…とハラハラでした。 一応、うちの学校は希望を取ってくれるのですが、希望通りのものになり、満足するとともに新たな挑戦も増えるので、かなり気を引き締めなければならないなという所存です。 新しい(というかつまり、初めましての)クラスを持つのは実に3年ぶり。自分をどうやって知ってもらうか、新しい生徒たちのことを

【Vlog】卒業式の週は寂しくて、カレーパン買う

今週の動画です。 今週は、初めて卒業生を送り出すということをしました。感動も寂しさもありながら、一方で一生懸命頑張っても、保護者の方がどんなにサポートしても、希望の進路が叶わないこともあって、そこが式中も少しブルーになり、しばらく受験指導はもういいかなぁ…なんて思っちゃったりで。 だけど、これからの人生で、大切にして欲しいことを、話した時は、クラスの子も結構泣いてくれて。伝わってたらいいなって思うんだ。 卒業式を迎えられてよかった!