【エッセイ】田舎の進学校から慶應大学に入ったら
「『慶應大学』出身です。」
と人に話すと、お金持ち、気取っている、生まれながらのエリート、そういうような誇張したイメージを持たれることが多い。
「そういうのは一部の人だけで…、内部進学だけで…、」という言い訳もセットで、この大学のイメージを人々が語る常套句になっていると思う。特に2023年の慶應義塾高校の甲子園優勝時の、団結力や応援の様子などを見ると、愛校心に溢れ、学校に対して(自分たちは、育ちも良く、エリートなのだという)プライドを持っている、そんなイメージがつくのもわかる