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YouTube チャンネル POLAR WARRIORS より「慢性疼痛と双極症」
双極症の当事者であるRob Whittaker さんによる、アメリカのYouTube チャンネル、POLAR WARRIORS より、「慢性疼痛と双極症」というテーマを扱った動画の要約をご紹介します。
⚠️尚、このテーマは「自殺のリスク」についてふれていますので、その点をご了承の上、お読みください。
☆Polar Warriors の主宰者(当事者)である、Robさんの経験:
私の怪我のほとんどは、躁状態のときに無理をしすぎたことが原因です。
以前、私は空手道場のチェーンを経営していて、それがうまくいっていました。
しかし、躁の症状が出ているときは、肉体的限界を超えて自分を追い込んでいました。
そして、うつ状態になると、今度は正反対に、まったく動かなくなってしまいました。
この両極端な行動が、私の体の不調につながったのです。
双極症と慢性疼痛の概要
・はじめに
双極症を抱えている人が、慢性疼痛を経験することは、珍しいことではありません。それが、双極症の症状のコントロールを複雑にしています。
・双極症が身体の健康に与える影響
躁状態のエピソード中は、身体活動によって怪我をする可能性があります。
一方、うつ状態のエピソード中は、身体活動が低下し、その両方が身体的な痛みにつながる可能性があります。
うつ状態と不安は痛みの感受性を高める可能性があり、身体的症状に対処することをより困難にします。
⚠️注意⚠️
・自殺のリスク
身体的および精神的な痛みが重なることで、慢性疼痛と双極症の両方を抱える人は、自殺のリスクが高くなります。
・ 併発する病気
双極症の抱えている人には、線維筋痛症にも苦しんでいる人もかなりいます。
これを治療するための、SSRI(抗うつ薬の一種)の一部が躁状態を引き起こす可能性があるため、治療には注意が必要です。
関節リウマチや変形性関節症を発症するリスクもあります。
これらの病気は炎症によって、双極症の症状を悪化させる可能性があります。
片頭痛は、双極症の人に多く見られ、不安やうつ状態を悪化させる可能性があります。
・痛みの認識と躁状態について
躁状態は痛みの認識を低下させる可能性があり、その結果、一部の人は躁状態を追い求めて無理をしすぎてしまい、躁状態が治まった後に身体的な痛みを感じることになります。
・ 治療のアプローチ
双極症と慢性疼痛の両方を管理するには、多分野的なアプローチが必要です。
特にオピオイドやステロイドなどの薬剤は、症状を悪化させる可能性があるため注意が必要です。
認知行動療法(CBT)は、双極症を抱えている人が、痛みをより良く管理し、否定的な思考に対処し、生活の質全般を向上させるのに役立ちます。
・結論
双極症と慢性疼痛を持つ人は、自ら学び、医療従事者と効果的にコミュニケーションをとり、双極症の症状に悪影響を及ぼすことなく、慢性疼痛を管理するための対処法を共有することがすすめられます。
☆ この動画を気に入られましたら、👇のリンクから「高評価」をぜひお願いいたします!
https://www.youtube.com/watch?v=6daqRyDmYiE
Robさんにとって大きな励ましになりますし、より多くの人に動画が届くようになります。
精神疾患に対する認識が不十分な国では、双極症がうまく理解されていなかったり、他の精神疾患と混同されたりすることがあります。
また、文化や言語の違いによって、双極症に相当する病名や概念が存在しない場合もあります。
このような環境にいる人たちにとって、POLAR WARRIORSは、貴重な情報源です。
ご協力をお願いいたします♬