ドラマ「虎に翼」
最終回を迎えました。
あっという間の半年間でした。
やっぱりこのドラマのかなり大きな部分を担ったこのオープニング曲は
米津さんでよかった。
最初に見た時に「これは面白くなる」と直感の働いた。
このドラマを通して思ったのは一番は「編集の妙」だった。
とにかくテンポが速く、時間経過を書くのがとてもうまかった。
いろんな話を盛り込んでいるので、さくさく進めていかないといけないというがあったと思うけど、そのバランスが絶妙によい。
それがコメディ要素をしっかりといれつつ、シリアス部分が光ってくる構成の仕方がとても勉強になった。
一人の女性法律家の人生を通して描くだけが基本朝ドラの流れだったのを
法律を軸に、女性蔑視や戦争、多様性、少年犯罪の話をするだけならまだしも母親としてだとか、嫁姑の話などよくこの話を平行しながら進められたようなと脚本家には頭が下がりました。
それによって、いろんな視聴者層がこのドラマを観れた要因だったのだろう。
そして役者陣達の妙。
伊藤沙莉はいうまでもなく、彼女の代表作になったと思うが
その他でも強烈な印象を残した役者がたくさんいた。
個人的には土居志央梨、戸塚純貴がこの後、どんな役をしていくのかが
とても楽しみになった。
笑いあり涙あり、また新しい形の朝ドラが見れてとても幸せな半年間だった。
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