人はいつでもリラックスできる
「自分を休ませる練習」という本を読んだ。
この本を手に取った理由は、自分を休ませるタイミングがいつなのか、そしてどんな方法なのかを知りたかったという単純な理由。
結論、人はいつでもリラックスできるらしい。仕事中であろうが、家事をしている時であろうが、トレーニングをしている時であろうが。
・中今
日本人は休みの日しかリラックスできないと思いがちである。じゃあリラックスするためにどうすればいいのかというと、「中今を意識する」ことが大切らしい。
え、「中今」ってなに。
と思われた方のために、以下に引用します。
「中今とは、時間の永遠の流れのうちに中心点として存在する今。単なる時間的な現在ではなく、神代を継承している今。」
とあった。
要するに、今を大切にし、今を生きること。今が自分の人生の中心だと考えることである。
この考え方を頻繁に意識していると毎日を楽しもうと思える。また今日という1日を楽しむにはリラックスして過ごすことは一つのポイントにもなる。
・残心
これだけでも十分過ごし方は変わるけど、もう一歩先に進んでみる。もう一歩先に進むと、「残心」という言葉が出てきた。
「残心とは、何かの行動を終えた後、力を緩める、まだしっかりと注意を払っている状態」
とあった。
例えば、ドアをそっと閉める。食器などをそっと置く。足音を立てずに歩く。こういった行動に意識を向けることで、自分の所作が綺麗に見える。「こういう人ってやっぱりリラックスしてるな。」と個人的に結びつけることができた。こういう感性はなかなか身につかない。でもやってみると自分の行動を客観視できてるみたいで楽しいもの。
普段練習へ行く時の体の状態、寝る前の鼓動、そういった何気ないことにも無意識に感じとれるようになるのではと。何事もやってみることから。
最後に、リラックスする方法は自分でいくらでも見つけられるし、いつでもリラックスしようと思えばできるということ。しんどいと思うその瞬間、リラックスしてみる。一度しかない自分の人生を模索する。私は、焦らず、冷静に、ポジティブに生きていきたいと思います。
今日はこのあたりで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。