8ケ月後に家を出ていく工業高校卒の次男へ贈るレシピ【⑩洋風おふくろの味、魔法のスパイス】

あゆみ母さん

2020年12月21日 14:26

note10回目、今日も読んで頂いてありがとうございます。
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今回も次男の反抗期エピソード＆レシピです。
レシピに飛びたい方はどうぞ✈️

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【反抗期　中期　小学6年生】

3人の子供を平等に育てたいという思いで子育てをするも
『平等って何？』『平等って難しい』の壁。
特に真ん中っ子の次男は・・・。

前記事からの続きで
次男の中学でのサッカーをどこでやらせるのか・・・。
部活動かジュニアユースのクラブチームか。

クラブチームのセレクション締め切り日、3日前。

次男は、とっくに「どうせ、オレは部活動だろ」のシラケムード。

私はずっと迷っていた。
次男の性格、将来、我が家の経済状態。
どちらが次男にとっていいんだろう……。

２つの大きな問題。

①次男が、どこでサッカーを続けることが良いのか。
平等にしてほしい気持ちが強いのに、長男と同じように選択できないことに対しての親への不満、劣等感。
競争が激しいチームで、伸びる子とあきらめる子の見極め。
部活動での縦社会の良さ。
勉強とサッカーの両立。
自分が活躍できなくても、サッカーの楽しさ、仲間と関わり、成長できるのか。
自分が活躍できる場の方が成長するのではないか。
部活、クラブチームそれぞれの良さがある。

②経済問題。
お金のこと。部活動とクラブチームではお金のかかり方が違う。
長男がクラブチームにいるので3年間でかかる金額がわかる。
大きな問題は、中２のときに行く海外遠征。
強制ではないが、ほとんどの子が行く。
場所はアルゼンチン。
行くと経験値、価値観が大きく変わり、ものすごく成長する。
次男をクラブチームに入れるということは、それも含めての親の決断。
『プロになれるわけではないのに子供にそこまでお金をかけれるのか』と。

この大きな２つの問題は私、1人では決められないので夫と相談する。
夫は最初から次男の性格や競争社会、経済的なことから『部活の方がいい』と、言っていた。
私も、部活がいいのかなと思っていた。

ただ、日増しに『部活でいいのかな。チャンスは長男と平等に与えたほうがいいのでは・・・・』
そして、これから中学校に入る、反抗期がピークになるである年齢。
このことが、きっかけで荒れることにならないか。
この選択が将来の何かに影響を与えないのか・・・・。
選択の結果は、すぐに分からない。
どんな形で現れるのか何年後にでるのか、でないのか。
本当に迷った。

しかし、次男の本心は「クラブチームでサッカーをやりたい」だ。
自分の実力、経済状態を知って親に言えないだけだ。

悩んで出した結論がクラブチームのセレクションを受ける！だった。

決め手は次男の本心の尊重と子供を平等に育てたいという思いなのかもしれない。夫には何とか分かってもらい、お金のことは何とかなる！という思いで。

次男にそのことを伝えると、ものすごく驚いて「えっ！いいの？」ってかんじだった。
そして『これで長男と同じスタートラインに立てる』と思ったはず。

最終セレクションの申し込みギリギリで応募し
無事に合格をもらい、新なスタートをきれた。

そして、いろんなことを学び、経験した3年間。
クラブチームでサッカーを続けた、悔しい思い、理不尽な思い、嬉しい思い、頑張ったこと・・・
たくさんあったけど「この環境でサッカーができたことが良かった。」と言っていた。

『平等って何？』『平等って難しい』と思っていたけど結果、平等を選択した。

子育てで私には平等は無理と思っていたけど
ターニングポイントになるときは平等にすることは大事なんだと思った。
次男の人生で中学3年間のサッカー生活が、何かの糧になり、自信になってくれていたらそれでいいのかな。
あとから後悔しない選択ができたらいいなと思う。
そういうことは、お金にかえられないということを子供から学んだ気がする。

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