「この人フリーランス向いてそう!」と思った人の特徴を言語化してみた
普段キャリアコーチングでは、出口としてその方に合った仕事を導くことが多いのですが、たまに「フリーランスのほうが向いてそう!」と思う方もいらっしゃいます。
自分が独立してからの経験も踏まえ、なぜその方がフリーランスに合っていると感じたかを言語化してみました。
自責思考が強い
問題が起こった場合や、自分が不利になる状況に置かれた場合に「人のせい」にするのではく、「自分の力で変えられる」と確信している人はフリーランス向きだと思っています。
会社の方針や仕事の進め方に不満を抱いたとしても、すぐにそれを上司に伝え、自分で働きやすい環境を整えられる方は、独立後もたくましく働けるでしょう。
もちろん会社員としても上手くやっていけると思いますが、好奇心が強め、かつ自由度の高い仕事を求められていたということもあり、フリーランスのほうが向いていると考えました。
0→1を作りたい願望がある
ゼロから自分で何かを作りたい方は「アイディア力」や「提案力」が高いので、フリーランスに向いていると感じました。
単に「何かを作ってみたい」という漠然とした気持ちがある方よりも、「自分が使っていて〇〇だと感じたから、改善したい」などの明確な考えを持っている方だったので、なおさら向いているな〜と感じました。
ある程度のコミュニケーション力、または説得力がある
フリーランスになるには、ある程度のコミュニケーション力が求められます。もちろん会社員にも求められますが、フリーランスは自分で仕事をいただく必要があるため、より一層コミュ力が必要だと思っています。
仕事をいただく際は、「この人に任せたい」と思っていただくことが重要。だからこそ、コミュニケーション力が必要となるのです。
コミュ力といっても様々な種類があると思っていますが、「愛され力」または「言語化力」がある方は仕事をいただけている傾向にあります。
愛され力があれば、根拠がなくても信じてもらえる可能性が高いからです。また、言語化力が高い人は「何を実現させたいのか」を明確に伝えられるため、説得力が増します。
このように、フリーランスとして仕事をいただくには、人として「好かれる」または「信頼される」ことが重要なのです。
「失敗しても何とかなる」と思っている
フリーランスは企業と雇用契約を結ぶわけではないので、仕事がなくなれば収入が途絶えてしまいます。
そのため「失敗したらどうしよう」と不安になったり、慎重になったりする方が多いでしょう。
しかし、実際は人からのつながりで仕事をいただけたり、万が一仕事が途絶えたとしても何とか食い繋ぐことはできます。
ただ、これは実際にやってみないと分かりませんし、上手くいかない期間が続くこともあります。そんなとき、「仕事がない状況をどう打破するか」を考えて、前向きに動くことが重要です。
「フリーランスとして働くのが合っていなければ、会社員に戻ればいいか」くらいの楽観的な方が、フリーランスに合っていると思います。
行動量が多い方
とにかく行動量が多く、タフな方がフリーランスに向いていると個人的に思っています。
行動量が多いというのは、本業の他に副業をするバイタリティがあったり、キャリアのために県をまたいだりできる方のこと。
フリーランスになると、クライアントが県外になることも良くありますし、飲み会から仕事が生まれることもあります。そのため、常に動いていたり、人と関わったりしている方が伸びている印象です。
また、「やってみたい!」という好奇心のままに、すぐに挑戦できる方もフリーランスに合っています。
挑戦意欲がある方は、自分で色んな方向にキャリアを伸ばしていけるので、上司に指導されなくても自分の道を切り拓いて行けるのです。
さいごに
これまでお会いしてきたフリーランス・経営者の方は、上記に記載の特徴を持っている方が多いイメージです。
ただし、すべてに当てはまっている必要もありませんし、あくまでも私の印象です。そのため、そこまで厳密に捉えていただかなくて大丈夫です!
最近はフリーランスとしての働き方も広がり、徐々に選択肢の一つとして選択する人が増えている気がします。
「フリーランスになってみたい!」と思ったときは、ぜひ判断材料の1つにしてくださいね。
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