急に会社を辞めてフリーランスになった経緯
「フリーライターをしています」と伝えると、「もともと書くお仕事をしていたの?」と聞かれることが多くあります。しかし、会社員時代はライティングすらしたことがありませんでした。
そこで今回は、ほとんど営業しかしていなかった私が、なぜライターになったのか、どうやってフリーランスになったのかを書いてみます。
何も考えずに会社員を辞めた~2021年8月~
会社員5年目の夏、何も考えずに会社を辞めました。理由は色々ありましたが、「この会社にいても、自分の描く未来には辿り着けない」と思ったのが1番の理由です。
退職を申し出たところ、ある程度は止めていただきましたが、最終的にはあっさり承諾いただきました。自分の代わりなんてたくさんいるよな~なんて思いながら、少しだけエモーショナルな気持ちに。
青春が詰まった会社を離れるのは、学校を卒業するときよりも切ない感情がありました。最終出社日は1人で泣きながら帰宅したことを覚えています。
次の職場が決まっているわけでもなかったので、心にぽっかり穴が空いた状態の体に、金銭的な不安も押し寄せました。
「本当に辞めてよかったのか?」「これから大丈夫か?」不安な感情がどんどん侵食してくる。とっても居心地の悪い感覚でした。
しかし、新卒入社した会社を辞めたときの解放感は、めちゃくちゃ快感だったんです。
なんの肩書も役職もない、ただ1人の人間がそこに存在しているだけ。
この感覚が、本当に気持ち良かったですね。なぜなら、なんの肩書も無いからこそ、何にでもなれるから。
そこで私は、ワクワクと期待に胸を膨らませながら、色んなことに挑戦し始めるのでした……
急に思い立って占い師を始める
退職後はじめに取り組んだのが「占い」でした。なぜ占い師を選んだのかと言うと、単純に自分にもできそうだったから。
自分自身は占いを信じたことはありませんでしたが、占いを通して誰かに勇気を与えられるなら楽しそう!ということで始めました。
占いにも色々な方法がありますが、まずはじめに選んだのは手相占い。手相占いを選んだ理由は、占いの中で最も根拠がありそうだったからです。
占い初心者の私は、朝から晩まで本を読んだりYouTubeを見たりしながら、一生懸命勉強しました。
手相占いが一通りできるようになってからは、タロット占いも学び、過去・現在・未来を一通り見れるようになったと思っています。
マネタイズのためにまず行ったのが、モニターさんを募集し、無料で数名の方に占いをさせていただいたこと。
その後、SNSでお客様を募集したり、イベントに参加したりして、マネタイズしていきました。
ただ、占いの数をこなすにつれて募った感情は、「自分、占い師向いてねぇ」でした。
占いに来てくださる方は、占い師に「答え」を求めていらっしゃるんです。
私自身、占いは「活用するもの」だと思っていたので、答えを鵜呑みにされてしまうことに違和感を感じてしまいました。
あくまでも他人の人生なので、「そんな大事なことは自分で決めてよ~」と思ってしまったんです。ということで、占い師を辞めました。(笑)
憧れがあって始めたライター
占い師を辞めてしまったので、さてどうしよう、ということで本格的に始めたのがWebライター。
これまで接客や営業経験が長かったので、自分が文章を書くとは思っていませんでしたが、ライターというお仕事には憧れがありました。
というのも、私は本が好きで、悩み事があると本屋さんに駆け込むのがお決まりだったんです。友達に悩みを相談するよりも、本を読んで内省し、自分の中に答えを見つける。みたいな感じ。
なので「今度は自分が書く側になれるんだ!」というワクワク感がありました。
ライティングも占い同様、独学で勉強しました。勉強に使ったのは以下です。
最初はSEOという言葉すら知らなかったので、「せお……って何!?」とか言ってました。
しかし、「ある程度分かってきたな」と思えた段階でクラウドソーシングにて案件に応募したところ、初のお仕事をいただけました!!!
ライター案件初めてのジャンルは「恋愛系」。自分にも書けそうだな、というジャンルから挑戦してみました。
ドキドキの中納品してみると、クライアントさんから「サイトの雰囲気に合った文章を書いてくださり、ありがとうございます」と言っていただき、とても嬉しかったです。
初めてのお仕事でお礼をいただけただけでなく、しっかり報酬もいただけたのが自信に繋がりました。
それからはがむしゃらに案件に応募しまくり、タスク系の案件や、SNS運用代行などのお仕事にも挑戦。
はじめはお小遣い程度しか収入がありませんでした。ちょっとだけお見せするとこんな感じ。
仕事からの解放感でそこまで仕事ができていたわけではありませんが、当時の収入はかなり少なめ。
しかし、はじめはこんなもんなので、収入自体には執着しない方がいいかもしれません。それよりも、「自分ができることだけを淡々と行うこと」を徹底したほうが良いですね。
例えば、下記のような点です。
自分自身にできることを挙げてみると、実はこのくらいしかありません。しかし、当たり前のことを淡々と行うのが一番大事だと思っています。
上記の点を少しずつ積み上げていき、約1年で独立できるくらいの収入をいただけるように。
最後に、収益化まで何をしたのかを簡単にまとめておきます。
マネタイズまでの道のりは非常にシンプル。
ある程度知識を身につけたら、すぐに案件に応募するのがおすすめです。どんなに知識を入れても、実際の仕事には使えない知識があったり、新たに覚えなければならないものがあったりするので。
とにかく挑戦してみるのが1番大切だと思っています。
こっそりブログも始めてた
2021年の10月くらいから、ワードプレスで自分のブログも立ち上げてみました。当時はブログブームで(今も?)、とりあえずみんなブログやろうぜ!という風潮がすごかったです。
ブログでめちゃくちゃマネタイズできたかと言われると、アドセンスでお小遣い稼ぎをするくらいでした。しかし、ブログがポートフォリオになり、いただけたお仕事もあったので、結果的にはやっていてよかったです。
今もすこーしずつ更新していっていますが、完全に趣味化してしまっています。
ただ、ブログには「求められたこと」ではなく「書きたいこと」を書けるので、ストレス発散になっておすすめです。(笑)
独立してから~2022年7月~
独立してからは、長期的なお付き合いをしていただける企業様とご契約させていただきました。
企業様とのお仕事を通して、ライティングの奥深い部分まで学ぶことができました。誠実にご対応くださった皆さまに心から感謝しています。
私は地方に住んでいますが、ご契約いただいた会社のほとんどが東京の企業様。そのため、月に1度は企業のみなさんに顔を出すようにしたり、交流会に参加したりと、積極的にコミュニケーションを取るようにしています。
オンラインで完結する時代にオフラインで交流するのは、言語化できないくらい最高な時間になるはず。相手の温度感や空気感が伝わりやすいので、仲間ができるし、仕事を紹介していただけるようにもなります。
フリーランスになってから、自分から案件に応募することはほとんどなくなりました。交流の中でお仕事が生まれていくので、楽しく安心感を持ちながら仕事をしています。
好きな仲間とどんどん仕事が生まれていく。
これこそがフリーランスの醍醐味だなぁと痛感しています。
【まとめ】当たり前のことを当たり前に行えばジョブチェンジ可能
ここまでご覧いただき、「新しいことを始めたり、独立したりするのって、実はそんなに難しくなさそう」と思ってもらえたら嬉しいです。
ただ、挑戦するもしないも個人の自由なので、新しいことを始めないほうが幸せなら、何も始めなくて全然いいと思います!
一番大事なのは、「自分を幸せにしてあげること」なので!
ただ、何か始めたいな~という方は、まずは自分のできることからやってみたら良いと思います!借金とかしない限りはノーリスクだからね。
そんな感じで終わりにします!ではまた次のnoteで。
現状にモヤモヤしている方・前進したいけど何をしたらいいか分からない方に向けて対話やワークを行なっています。興味のある方は、ぜひ公式LINEをご登録くださると嬉しいです!
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