世界遺産の街Provins(プロヴァン)で、フランス中世にタイムスリップ!
コマンタレヴー?今夜冬時間から夏時間に変わるのを見届けようとねばっているユイじょりです。日本との時差は8時間から7時間になって、日の入りが遅くなるのでアペロラヴァーにとっては好コンディション。
・・・という出だしで書き出したものの、写真をアップする間に寝落ちしてからの日曜日。1時間早まるのは地味に体内時計にこたえる。
さて昨日土曜日、急遽ぽっかーんと終日空いた俺🐶と私。終日オールフリーのときはひたすら引きこもっていたけど、時間が制約されるようになるとあえて外に出たくなるのはなぜ?時間を惜しく思うようになるからだな。
天気も快晴おでかけ日和。ここはひとつ、久しぶりに俺と水入らずでノープランな遠足をこころみよう。定期で行ける範囲の街をいくつかリサーチして、ピンときたのがパリから電車で1時間半ほどのProvins(プロヴァン)という街。
ユネスコの世界遺産にも登録されているこの街は、中世の街並みがそのまま残っている。9年前に一度友人と行ったことがあるけれども、寒くて暗かった記憶しかない。晴れた日の中世の街並みを堪能すべく、レッツゴー。
俺と共に降り立ったのはGare de l"Est(パリ東駅)。
その名の通り、東方つまりドイツの都市とかストラスブールとかディジョンに向かう遠距離列車が乗り入れている
いつも使うのは治安が悪いとお馴染みの北駅だが、北駅から徒歩10分の東駅の方がなんとなく緊張感が少ない。ホームのお店も充実していて、いいなあ。
電車にのって揺られること1時間半で、到着。ノープランなので乗客の皆さんが向かう方向に我らもついていく。
古めかしい建物が並ぶ。
どうやら坂道を登った高台になにかがあるらしい。頑張って階段を登ろう。
本当に天気がよい。こういう日はパリの雑踏から逃れてみるのがよいな。
坂を登り切ると、人がだんだん増えてきて、何やら音楽が流れてきた。中世の衣装を着た方々がダンスの練習をしている。
そう、ちょうどLe marché médiéval de printemps(春の中世市)という街をあげてのお祭りが開催されていたのだ。だからみんな中世ルックをしていたのか。
広場は人が多いのでさらに先にすすむことにする。相変わらず街並みが楽しい。
地下でアーティストマルシェをやっているそうだ。いってみよう。
さらに歩くと、城壁にぶつかる。
暑いので、シャツを脱ぎ捨てる!
味のある御宅の前で決めてみました。
さて、広場にもどろう。このケチャップとマヨ大きすぎじゃない?
ここでもはためくウクライナ国旗色。
中世の衣装もたくさん売られていた。これはなんか魔女風・・・?
わんこ用のバー発見!
わんこもたくさん!
なにやら面白そうな食べ物を発見するも、どうみても甘そうなので買わず。
メレンゲ菓子かなんかかな。
これまた中世的な看板に誘われて、鍛冶屋&ガチョウの示す方向へ。
中世の鍛冶職人が出現!ほかにもいろんな中世の職人たちが集結しておる。
洗濯物もほされているね。
そしてガチョウの大群!衝撃の大きさ。
彼らは隊長に連れられて、先ほどの広場目指して行進してきた!
ガチョウすごい。大きさといい鳴き声といい、なにかと衝撃。
ひとしきり遊んだあと、広場で談笑していた中世の騎士にお願いして俺を抱っこしてもらう。
周りのひとも笑いながら「誘拐されるよ〜!」と。
水入らずの旅、楽しかったね!
フランスはパリももちろん素敵だけど、それ以外も魅力満載だなあと痛感した、春うららな1日なのでした。