朝の挨拶200905 読むRadio
Good morning, everyone. 皆様おはようございます。
9月5日土曜日。4:45、先日撮った日の出を別角度から。
本日は、国際チャリティー・デー。
国際チャリティー・デー(9月5日 記念日)
2012年(平成24年)12月の国連総会で制定。国際デーの一つ。英語表記は「International Day of Charity」。
日付はマザー・テレサ(Mother Teresa、1910~1997年)の命日にちなむ。世界中のより多くの人々にボランティア活動や慈善活動の重要性について啓発し、参加を呼び掛けることが目的。また、世界中から慕われていたマザー・テレサを偲び、貧しく弱い立場にある人々のために活動するチャリティーの精神を広めたいとの想いが込められている。
マザー・テレサは、「コルカタの聖テレサ」(Saint Teresa of Calcutta)とも呼ばれ、カトリック教会の修道女にして修道会「神の愛の宣教者会」の創立者。また、カトリック教会の聖人である。
インドのコルカタ(カルカッタ)で始まったテレサの貧しい人々のための活動は、後進の修道女たちによって全世界に広められている。生前からその活動は高く評価され、1973年(昭和48年)のテンプルトン賞、1979年のノーベル平和賞、1980年のバーラト・ラトナ賞(インドで国民に与えられる最高の賞)、1983年にエリザベス2世から優秀修道会賞など多くの賞を受けている。
チャリティー(charity)とは、慈善や慈愛、思いやり、寛容などを意味する言葉である。また、これら慈善などの精神に基づいて行われる公益的な活動・行為、それを行う組織を指す場合もある。その活動にはチャリティーコンサートや募金の受付などが挙げられるが、現在では社会に対する貢献全般がチャリティーであると言える。
マザーテレサの生涯を描いた伝記作品。オリビア・ハッセー主演。ノーベル平和賞を受賞するに至った経緯などがよくわかります。
朝のルーティンの時間
本日は、ウェッジウッドのイングリッシュ・ブレックファスト。
天気はくもり。5時の気温は24℃。湿度・室内74。
デスクトップが蒸し暑い。
住宅街にクジャク出現。最初に目撃報告のあった通りの名を取り「チボリ」と呼ばれています。先日「ポニョ」と名付けられたヤギと似ているかも。
ホラー映画の傑作
秋の夜長に映画を観たい。そんなとき傑作と呼ばれる映画はいかが?
映画:『The Shining』
監督 : スタンリー・キューブリック
出演 : ジャック・ニコルソン、シェリー・デュバル、ダニー・ロイド
『シャイニング』は、スティーヴン・キング原作小説。1980年に制作されたホラー映画。
Blu-rayもあるけど、DVDの白い背景の方が怖く感じる。
あなたはどう思いますか?
物語
コロラド州ロッキー山脈の雪深い地域。
冬期閉鎖されるホテルに管理人職を求めてやってきたジャック、妻のウェンディと息子のダニー。
迎えてくれた支配人の男は、このホテルについて語りだす。どうやらいわくつきのようだ。ジャックは気にすることなく、ホテルに住むことを決める。
ホテル閉鎖の日、ダニーとウェンディは料理長に連れられ、ホテルの中を見て回る。広い調理場に食料庫、吹雪が何日続いても食べるのに困ることはなさそうだ。
料理長はダニーの持つ力に気づく。
不思議な力「シャイニング」、それについて語られる様子を黙ったまま聞くダニー。自分が見たものについて考える。
やがて吹雪が激しくなり、ホテルで家族3人だけの生活がはじまった。
ダニーは、ホテル全体が遊び場。長い廊下を走り回っていると、突然見える何か。眼を隠して再び見るとそこには何もない。不安を抱えるうちに精神を病んでいく。
一方、ジャックはひとり執筆にふける。誰が近づくことも許されない。
ウェンディが話しかけただけで怒りを見せるが、その形相が激しさを増していく。ひとりごとをつぶやき、何もない空に向かって笑顔で話し出す。
「見えないけど存在する何か」
ホテルと何かの力によって、徐々に精神を蝕まれてゆく家族。
強い影響を受けたジャックが、狂気に走るのだった。
原作との違い
物語の流れはほぼ原作通り。ホテルのいわくについては、ホテルの過去等について、それほど語られていない。
不思議な力「シャイニング」については語りで示される。
捨てられた感がいなめない人物がいる。
ジャックがなぜ変貌したのか、ダニーを襲ったのは誰なのかは不明のまま。わからない点をいくつも残しているところが、原作と映画でもっとも違う点である。
巨匠スタンリー・キューブリックによる映画化で世界的に著名となった同作だが、彼はキングの原作を大幅に変更しており、殆ど別作品に近い趣になっている。これについて原作者であるキングはキューブリックへの批判を繰り返し、後に「映画版へのバッシングを自重する」事を条件にドラマ版で再映像化を試みた程であった(ただし、キューブリックの死後は映画版への批判を繰り返している)。
夫婦仲が良くないのか、ウェンディが献身的につくす姿をジャックは疎ましく思っている。お互い何かに”依存”という問題点はあるようだ。
ダニーは素直な子供。遊び相手がいないのでひとりで遊んでいる。ある種の理解者がいるようだが…?
ここが怖い
こわいと感じる点はいくつもあるし、見るたび変わる。
1.曲りくねった道路
どう考えても怖い。物理的な怖さ?
2.ホテル(全体)
とにかく広い。ひとりでいたら心細くなりそう。
3.吹雪
隔絶された空間。逃げだせないという恐怖。
4.ホテル(廊下)
誰もいない廊下って威圧感がある。
5.タイプライター
ジャックが使用。音だけが響き渡る。
6.迷路
引きの映像を見ただけで、抜け出せるか心配になる。
7.237号室
映画を観てね。
8.ジャックとウェンディ
表情がとにかく怖い。ジャックの狂気に満ちた目は、演技と思えぬ。
ウェンディも怖い。特に恐怖にゆがむところ。
9.叫び声
ホラー映画につきもの。恐怖をあおる。
10.「見えないけど存在する何か」
ジャックやダニーの目の前に突然現れる。近づいてきたら、たぶん叫ぶ。
10でおさまらない。見る人によっても違ってくると思う。
「REDRAM」を忘れてた!
『金田一少年の事件簿』にも登場したのに~
エンディング
謎が残るラスト。あれ?と消化不良に思うこともあるが、それも傑作と呼ばれる要素ではないだろうか。
音楽
既成曲を多数採用。
『時計じかけのオレンジ』のウェンディ・カルロスは、レイチェル・エルカインドとともに、テーマ曲と「ロッキー・マウンテンズ」(グレゴリオ聖歌「怒りの日」の編曲)を作曲した。
こちらも恐怖を増す。
「The Shining Theme」
テーマ曲。最初の一音聞いただけで恐怖を覚える。
メイキング
BBCで特集をやっていたのだけれど、動画が見つからない。
ネタバレになるので見ない方がいいか。
ドクタースリープ
『シャイニング』の続編。
これから観ます。
本日はここまで
『シャイニング』、いかがでしたか。
ジャックを演じたジャック・ニコルソン(名前が一緒)は、1975年『カッコーの巣の上で』でアカデミー賞を受賞している実力派。キューブリックはその演技から主役に抜擢しますが、原作者のスティーブン・キングはイメージが違うと反対していた模様。DVDのジャケットにもなっているあの表情を撮るのに190テイク以上を費やしました。
ウェンディを演じたシェリー・デュヴァルは、ジャックに負けない演技力を見せ、一番恐ろしいのでは?と評価されます。
ダニー・ロイドは約5000人の候補者の中から抜擢され、6歳にして息子ダニー(こちらも名前が一緒)を演じています。
原作のおもしろさ、監督のこだわり、俳優たちの迫真の演技などが合わさり、何度観ても恐怖を感じるホラーの傑作になりました。
是非観てくださいね。
本日はここまで。読んで下さった皆様、ありがとうございます。感謝!
今日も元気に過ごしましょう。
笑顔は幸せの素。”Your smile makes everyone happy!!”
それでは良い一日を。 Have a fine day.
200905 YUHUA O.