【短歌】雨の七夕 #青ブラ文学部

雨ならばバレないように逢えるから雷様と談合する7月

なんとなく七夕とかに死んだなら素敵だなって思ってた猫

まだ雨を残したままの7月が7日は晴れか審議している

七夕の夜のふたりは雨を願う傘の内側だけに降る星

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今年はもう真夏なんじゃないかと思うくらいなんですが、7月初旬の関東は梅雨であることが多いです。なので七夕は雨だったことが多かった気がします。

当日が雨でも、なんとなく七夕に向けて願いを込めたり、ロマンチックな気分になったりするところが、七夕のいいところなんでしょうね。

ロマンチックをこじらせて若い頃は、七夕に死にたいとか思ってたなあ。死にたいというか、たまたま命日が七夕だったら、なんかオシャレだなあ、と。

いつ死ぬかわからないから、七夕のふたりは、雨でもいつでも、どうぞ逢瀬を楽しんでいてほしいものです、なんていうのはコンプライアンス的にどうなのだろうかと、考える昨今の夜空です。

ということで、下記のお題企画への投稿をさせて頂きました、山根あきらさん、ありがとうございました！