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息子は強くなろうとしている

朝、目を覚まして、しくしく😢と泣く息子。

「ママがいなくなっちゃった夢を見たの。怖い夢。」

そう言って、はっぱにギュッと抱きついた。

そうか、そうか。

夜泣きも、寝明けの大泣きもなくなったと思ったけど、さすがに怖い夢には勝てなかったみたいだ。

はっぱも子どもの頃は怖い夢ばかり見ていたなぁ。

出来るだけ目覚めるまで息子の隣にいてあげたいが、幼稚園が始まりお弁当を作ったりでゆっくりしている時間がなくなった。

なかなか離れようとしない息子をおいて、キッチンへは行けずゆっくり落ち着くのを待った。

少し落ち着いて、ベッドから降りてはっぱの着替えに着いてきて、息子は言った。

「パパには泣いている所を見せたくない。」

え?そうなの?

「ママにはいいの?」

「うん、ママは初めて会うから。」

ちょっとよく分からないけど、目が覚めて初めて会う人だから、ということかな?

この前は、恥ずかしいから幼稚園では泣きたくない、と言っていて、今日はパパの前では泣きたくない、と言う。

そこには、息子の強くなりたい❗️という思いが見えて、可愛らしくもたくましい成長を感じた。

少しずつ、自分を確立させていく息子。

心が育っていく。

朝の準備で、はっぱが大変そうにしているとそそくさと置いてある着替えを自らしてくれるようになった。

ママが好きだから、ママを助けよう。

ママが好きだから、ママに甘えよう。

息子にとって、はっぱは特別。

特別って嬉しい。

純粋無垢な息子から受け取る愛情は、何よりもはっぱの心を浄化してくれる。

大人になると失われてしまう、偽りや欺きを持たない宝石のような幼少期。

そんな綺麗に輝く時期は一瞬だから、愛おしく、いつまでも触れていたいと思うのだろう。









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