見出し画像

学科を勉強しませんか?参段

※あくまでも「解答例」として参考にしていただければ幸いです。


🔶弓道の審査は「実科」と「学科」があります。

「実科」は、入場から退場まで弓を引くにあたり決まった一連の所作(身のこなし・しぐさ。また、演技の動作。)を正しくできているかを審査します。
あなたと同じ立ち(おもに前の人)が、たとえば本座で座る位置を間違えたり、射位の位置がズレていたとします。
この場合、間違えている人に合わせる必要はありません。
審査は「正しく出来ているかどうか」を審査してもらう場です。
わざわざ間違えている人に合わせる必要はありません。

これが「射礼」や「演武」だとはなしは別です。
全員がひとつとなって「調和の美」を披露するからです。
ですから、大前が間違えた場合に「だれがどこで帳尻を合わせるか」というのがあります。

審査の場合は、あなたがこれまで修練してきた「正しい一連の所作」を行ってください。


「学科」は受審する段位ごとに問題が出されます。
地方審査(四段まで)・連合審査(五段まで)の学科問題は
審査会の公正、公平性を担保するため地方審査並びに連合審査の学科試験問題を公表しています。

各審査会とも出題はA群・B群からそれぞれ1問、計2問出題。
配点は各問50点、合計100点満点としてます。

🔶参段の令和5年度問題

A群(射法・射技・体配・基本動作等)
1.「射法・射技の基本」を列挙し、「目づかい」について説明しなさい。
2.「射法・射技の基本」を列挙し、「呼吸(息合い)」について説明しなさい。
3.「射法・射技の基本」を列挙し、「基本体型(縦横十文字と五重十文字)」について説明しなさい。
4.巻き藁の効用について述べなさい。
5.「取り矢」の仕方について説明しなさい。

B群(理念・概念・修練姿勢等)
1.あなたが日々の修練で心掛けていることを述べなさい。
2.弓道修練を実生活にどのように応用しているか述べなさい。
3.「審査を受ける心構え」について述べなさい。
4.日常修練で苦労している事、その取り組みについて述べなさい。
5.日常修練で仲間の安全の為にどんなことを心掛けていますか。

以上が「参段」の学科問題です。

🔶参段の令和5年度問題(解答例)

不明な点はいつでもお問合せ下さい
↓↓↓

画像1
公式LINE

まずはA群(射法・射技・体配・基本動作等)の回答例です。
問題の解答が書かれている教本のページも記しています。

ここから先は

2,578字 / 1ファイル
この記事のみ ¥ 200
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が参加している募集

気に入ってもらえたら、応援お願いします!! 1年で100万貯めて借金繰り上げ返済ヒーローズジャーニーを実施中です。