頚椎症
症状
しびれなどの神経の症状を伴わない頚椎症の主な症状は、首から肩・肩甲骨のあいだ・時には腕や胸に放散する痛みと首の運動制限です。
痛みの特徴
首を動かすことにより悪化し、寝ている時や安静にしていると軽減します。
※肩甲骨や腕に異常な感覚があったり、めまい・頭痛・耳鳴り・眼痛などが出ることもあります。
他覚所見
後頭部の下やうなじ、肩甲骨の上のあたり、左右肩甲骨のあたりを押すと痛みがあり、コリがあります。痛みのために首の動きは制限され、天井を向く動作や痛みの出ている側に傾けたり、回すと制限があります。
頚椎症の治療
しびれなどの神経症状がない頚椎症の治療方法は、薬物療法・理学療法などがあります。長時間同じ姿勢をとらないことなど日常生活の指導も大切です。
予後不良と関連がある事
外傷(むち打ち症など)、仕事のストレスなど、心理的状態、喫煙などが予後不良と関連があるとされています。
当院での治療
まずは詳しいカウンセリングを行い、危険な疾患が隠れていないかチェックを行います。その次にどのようなタイプの首の痛みなのかを分類し、分類に合わせて施術を行います。電気治療・鍼灸治療・マッサージ治療・運動療法・関節モビライゼーション・患者教育などを患者に合わせてオーダーメイドに行っています。当院での施術と合わせて、自宅でできる簡単なセルフケアを行うことも当院の特徴となります。
まとめ
首の痛みは、日常よくある疾患です。放置していても症状が良くならない方が多くいます。痛みの原因は、日常生活の中に隠れていることが多いと感じています。痛みの原因を見つけて、どうしたらよくなるかをセラピストと一緒に見つけましょう。急に痛くなった首の痛みも、慢性的に痛い首の痛みでも、まずは専門家による正しい評価をすることが大切です。受身的な治療ではなく、自分から治す能動的な治療方法を選び根本的に治しましょう!
有道接骨院ホームページ
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