自律神経を整える 朝の過ごし方
本格的に寒くなってきましたね。
私の周りにも体調を崩される方が多くなっています。
そんな時こそ、自律神経を整えて免疫力を高めておくことが大事です。
私は自律神経を整えるような習慣が好きで、実践しているうちに体も気持ちもシャキッとする時間が増えたと感じています。
簡単な習慣で、自律神経を整えられるような朝の過ごし方について紹介します。
■朝は目覚ましやアラームをかけずに起きる
朝の目覚めは、レム睡眠という眠りが浅くなったときに自然と起きるのが良いとされます。
逆に、ノンレム睡眠時は眠りが深く、その時に無理やり起こされると頭がぼーっとして日中にも悪い影響を残してしまいます。
目覚まし、アラームをかけずに自然と目覚めるときが、自分にとって最適な睡眠時間を取れたときだと感じています。
ただし、絶対に寝坊できないような日は目覚まし時計を利用しましょう。
朝寝坊して時間に追われながら支度をすると、逆に自律神経を乱してしまいます。
■朝、起きたらまずカーテンを開ける
朝起きたらまずカーテンを開いて朝陽を浴びることで、体内時計がリセットされます。
これは、その日1日のパフォーマンスを上げるだけでなく、その日の夜の入眠を深くすることにも繋がります。
起きる時間帯によっては、まだ日が昇っていないかもしれません。
そんなときは、電気を点けるだけでも効果があります。
■起きたら、ベッドを整える
これは、簡単なことを「できた!」という小さな成功体験を得るために実施します。
こうした小さな成功体験が「自己効力感」となって、1日の活力にもなります。
アメリカ海軍のSEALsと呼ばれる特殊部隊では、ベッドメイキングが日課として課されています。
ただ単なる整理整頓という意味合いだけでなく、一日の最初の課題を達成することによって次の仕事へのモチベーションを高める効果があるそうです。
■起きてもデジタル機器はすぐに触らない
朝起きたらすぐにスマホを触ることがないようにしています。
寝ている間にも通知は来ていますが、寝起きのタイミングでその情報を頭にいれてしまうと脳に大きな負担がかかるような気がします。
ベッド周りにスマホ自体を持ち込まないことをおすすめします。
■白湯を飲む
お湯を沸かして、冷ます時間は落ち着く時間です。
そして、ゆっくりと白湯を飲みながら、白湯が喉を通る感覚、胃の中まで到達する感覚を味わいます。
心療内科医の鈴木裕介先生は、飲んだ水が体の中のどこまで到達するかという「内受容感覚」と呼ばれる感覚を意識することで、ストレスとうまく付き合うことができると提唱されています。
■外に出て散歩をする
個人的には、自律神経を整える朝の習慣として最強だと感じているのが、これです。
外に出て朝陽を浴びながら散歩をした日と、時間がなくて散歩をしなかった日とでは、その日一日の体の軽さ、すっきり感、頭のキレなどに違いを感じるほどです。
朝陽を浴びることで幸福物質のセロトニンが分泌され、軽い運動をすることで脳の血流が良くなり、さらに夜の睡眠にも良い影響を与えます。
これぞ、最強の朝習慣。ぜひ試してみてください。
心と体の調子を司る自律神経
自律神経を整えるためにおすすめの朝の習慣を紹介してきました。
私が自律神経や健康の習慣術に関する本を読んで、実践してみて良かったことを中心に書いたので参考になると思います。
自律神経は心の状態が大きく影響します。
心と体は自律神経を介して繋がっているので、心の状態を整えれば自律神経のバランスも整い、体の調子も安定します。
寒さの厳しい乾燥する季節。
朝から自律神経を整えて、体の調子も整えて過ごしましょう。