#13 わたしはHSPのふどうさんやさん 〜HSS型HSP 生きづらさを軽くするための格闘記〜
THEME2 落ち着く生活環境を整える
HSPは、脳の神経システムが過敏に反応しやすいという検証結果が出ています。
わたしは、HSPに限らずグレーゾーンの人達も反応している人がいるのではないかと思っています。
特に「五感」
「五感」は「視覚」「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」のことです。
わたしの場合、特に「聴覚」と「嗅覚」が過敏なようで、それにストレスを感じることがよくあります。
これにアレルギーが加わっているのでちょっと厄介です。
この五感の過敏なところは、個人差があるようです。
あまり刺激がない範囲で試しながら探していくのが良いかもしれません。
できる限り、ショートカットしたいひとは、
わたしはアレルギー性鼻炎がひどく、特に強いにおいに敏感すぎる傾向があります。
ショッピングモールでの化粧品売り場や寝具売り場、衣料品売り場などで長時間いるとくしゃみが止まらない・・・
●観葉植物
無機質のような室内をまず観葉植物をいくつか取り入れるようになりました。
室内の空気を浄化してくれる作用のある観葉植物もあり、いくつか購入して試してみましたが、当初は室内に比較的強い植物なのか弱い植物なのかも大雑把だったため枯らしてしまったものも多かったです。
数年経ち、落ち着いたのは、
パキラ、リプサリス、サンスベリア、キングバンブー、ガジュマル
あたりです(ほかにもちょっとありますが・・・)
小さなものならば100円ショップにもあります。
なかなか部屋中を換気することが頻繁にできない場合、部屋の空気がきれいになります(どんよりとしたものが軽く感じられます)。
●家庭菜園
大がかりなことはしていません。
最近では、大きめのプランターにトマト、大葉、ナスなどを植えています。
半分、「セロトニン」を意識しています。
セロトリンは「幸せホルモン」とも呼ばれていて、気持ちの安定や集中力アップに効果があるといわれています。
このセロトリンを手軽に増やすための手軽な方法は、太陽の光を浴びること。太陽の光などの強い光を浴びると、睡眠に関わるホルモンであるメラトニンがストップし、代わってセロトニンの分泌が促されます。
毎朝、家庭菜園のプランターに水をやることをルーティンにして、水をやりながら太陽の光を浴びる・・・
●リズム運動
リズム運動とは、ウォーキング、自転車こぎ、スクワット、ヨガ、太極拳など、一定のリズムで単調な動きを繰り返すものです。呼吸法、編み物、読経、ガムを噛むなど、同じような動きを繰り返す行動にも同様も効果があるそうです。
わたし個人的には、特にウォーキングと自転車こぎを意識。
行動する際、時間が許す限り自転車か徒歩で動くことを意識しています。自転車は最低週2回、1回につき5キロは走るようにしています。運動不足解消にもなりますし・・・
家庭菜園とセロトリン(太陽の光を浴びること)、リズム運動とセロトリン活性化・・・
貧乏性なのですかね?
1粒で2度おいしいを考えてしまって。
●セロトニン不足を補うために
順天堂大学医学部の小林弘幸教授は、「腸のむくみは自律神経トラブルを招いて、メンタルの低下まで引き起こす」と説いています。
いろいろな対処方法があるようですが、わたし個人的には、
・早起きする(最近は夜明け前後に起きることが多いです)
・寝起きに水を飲む
・繊維質の多い食品を取り入れる(わたしの場合、海藻類・キノコ類・豆類・シリアル)
・味噌、豆腐、納豆、枝豆・・・
・トリプトファンとビタミンB6
わたし個人的には、週に3~4回は、「わかめ豆腐入り味噌汁」「納豆」を取り入れています。
●アロマキャンドル・アロマオイル
HSPの気性である非HSPより五感が過敏なところがあり、それを落ち着かせるためには、落ち着くにおい(香り)を探すことも一つの手段と言われています。今はラベンダーで落ち着いています。
好きな香りでもよいそうです。
ネットでも香りと効用の関係を出しているものがあるので参考にしてみるのも良いでしょう。
参考書籍
ちょっと敏感な人が気持ちよく生きる本(苑田純子著 長沼睦雄監修・三笠書房)
過敏で傷つきやすい人たち HSPの真実と克服への道(岡田尊司著・幻冬舎)