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本は最後まで読まなくていい(乱読のセレンディピティ)

本を読むとき、最後まで読まなくてはならないという義務感が発生する。でも、無理に読むよりは読まない方がいいような気もする。本にはそれぞれ読むのに適した時期というものがあるからその時が来るまで積読しておけばいい。


先日、外山滋比古さんの乱読のセレンディピティという本を読みました。自分にとって新しい知見が多く得られた面白い本でした。

以前から、本を最後まで読む意味あんの?という疑問を持っていたのですが、この本を読んでやはり最後まで読まなくていいんだ!と確信しました笑


ひとつの理由として、現代には本が多すぎるということ。この本が出品されたのは10年ほど前ですが、その当時も本の数は増えていたようです。

現代では、Kindle出版も相まってかなりの本が世の中に出回っているように思います。昔に比べるととんでもない量の本がある。これはどういうことを意味するか?

昔は本というのは高級なもので、一冊のものを大切にし、繰り返し読むのが一般的だったそうです。その慣習は現代の私たちにも通じており、本は丁寧に、じっくり読むのがいいとされている。

しかし、本が溢れる現代では、素早く読んだ方がいい。本の数が増えたことにより、悪い本の数も増えた。面白くないなと思えば本を閉じて、新しい本を開くのがいいもしれない。

部屋を掃除したとき、本棚を整理した。買ったけど読んでいない、または途中で読んでいる本を平積みにして今年中に読み切りたいと思っていたが、とりあえずいっぺん開いてつまらないと感じたら閉じようと思う。

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