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max/msp gen~ max8 関連_制作記事_メモ

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max/msp gen~ max8 関連の製作記事やメモです。 作製したものなどをメモしていきます。
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#MaxMSP

maxmsp max8 入門 MSP編8 録音と再生

maxmsp max8 入門 MSP編8 録音と再生



サウンド入力

  サウンドを入力するためにはadc~オブジェクトを使います。ユーザーインタフェースバージョンとしてはezadc~オブジェクトがあります。

入力してそのまま出力するパッチです。

adc~オブジェクトをダブルクリックするとオーディオステータスウィンドウが開くのでデバイスを設定すると入力することができます。

buffer~オブジェクト

 サウンドを読み込んだり保存しておくオ

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maxmsp max8 入門 MSP編7 FM合成

maxmsp max8 入門 MSP編7 FM合成

動画です。

前回は振幅を揺らしてみました。今回は周波数を揺らしてみます。

周波数を揺らすことは周波数変調(FM)と呼ばれます。いわゆるFMシンセなどとも呼ばれたりします。

基本的なFM

 
 FMの基本構成は以下のような形です。

基本的な周波数があり、揺らすcycle~の周波数と揺らす深さがありそれが足されて揺らされるcycle~に送られます。値を変えて変化を見てみると感覚が掴めるかもし

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maxmsp max8 入門 MSP編6 AM RM合成

maxmsp max8 入門 MSP編6 AM RM合成

動画です。

前回は信号を足すことで合成音を作りました。今回は信号を掛け合わせることで合成音を作る方法をみてみようと思います。

信号に定数を掛けると音量が変化しましたが信号と信号を掛けるとリング変調という方法になります。

トレモロ

   
 信号に1.2Hzなどゆっくりとしたcycle~を掛けるとゆっくりと音量が大きくなったり小さくなったりします。これをトレモロと呼びます。

リングモジュレ

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maxmsp max8 入門 MSP編5

maxmsp max8 入門 MSP編5

動画です。

正弦波と周波数

とりあえずサイン波≒正弦波を出すところまでいきました。
ここから正弦波を使って加算合成という合成方法を取り上げていきます。

正弦波には単一の周波数のエネルギーが含まれています。

spectroscope~を使うと周波数のスペクトルを確認できます。

加算合成

さまざまな音色の違いは周波数の構成の違いによって作ることができます。
さまざまな周波数の正弦波を足し合

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maxmsp max8 入門 MSP編4

maxmsp max8 入門 MSP編4

動画です。

send~とreceive~

 send~とreceive~は同じ名前のオブジェクトの組に信号をリモートで送受信することができます。複数のオブジェクトのパラメータを指定したりなどに使えます。

gate~

 gate~は信号を遮断したりルーティングすることができます。
左が信号の切り替えで右が切り替えられる信号です。

gate~と条件オブジェクトの組み合わせ

 信号の切り替え

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maxmsp max8 入門   MSP編3

maxmsp max8 入門 MSP編3

動画です。

cycle~オブジェクト

  cycle~オブジェクトはサイン波のオブジェクトです。実際にはcycle~は波形をテーブルから読み出して繰り返し再生することができるオシレータです。cycle~は初期設定では512個のサンプルを読み込んで波形として使います。

buffer~オブジェクトは波形やデータを収納する

 buffer~オブジェクトは波形やデータを収納するメモリ部分を作成する

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maxmsp max/msp max8 入門動画1~7 まとめ

maxmsp max/msp max8 入門動画1~7 まとめ

fendoapです。

maxmsp max8 入門動画を作成しました。

Max8  Max/msp  入門 9

Max8 Max/msp 入門 9

動画です。

後半

 

計算を行う

 maxオブジェクトで簡単な計算を行うことができます。

オブジェクト入力にはホットとコールドがあるのでbangを送って出力するようにする方法が一般的に使われます。

一方で再帰的な操作にコールドは使われます。下の加算していくパッチではコールドを利用して値を保持しています。

数値GUI 16進数表示

    
    スライダーやダイアルやNumber

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Max8  Max/msp  入門 7 ステップシーケンサーの作成

Max8 Max/msp 入門 7 ステップシーケンサーの作成

fendoapです。

ステップシーケンサーを作る

動画です。

  

 

live.gridオブジェクトを使う

live.gridを使うとステップシーケンサーを作れます。

live.gridオブジェクトを作成して Display Drections Panelのチェックを外します。

Matrix Modeにチェックを入れます。
Number of Rowsを1にします。

簡易ステッ

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max/mspにおけるコンプレッサー omx.5band~について max8 max/msp

max/mspにおけるコンプレッサー omx.5band~について max8 max/msp

パラメータについて

bands_enum
     バンドの数 0:4バンド 1:5バンド

bassenhancement
 低音増強 0 1

bassenhancement_mixlevel
    低音強調の量を設定

freeze_threshold
 フリーズしきい値 (フルスケールより低い dB 単位) が設定されます。入力信号がフリーズしきい値を下回ると、リリースは完全に停止しま

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pattrについて max8 max/msp

pattrについて max8 max/msp

スクリプティングネーム

pattrを作成しオブジェクトのスクリプティングネームを書く。
@bindto 名前をつける。 オブジェクトとpattrの入力が紐つけられ入力が共有される。

特定のアトリビュートにアクセスできる。

pattrstorage

 pattrostorageを作成しクリックすると現在紐つけられているオブジェクトの値がリストアップされる。

u825…はhello::col

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max/mspにおけるコンプレッサー omx.comp~について max8 max/msp

max/mspにおけるコンプレッサー omx.comp~について max8 max/msp

maxmsp max8においてコンプレッサーのオブジェクトにomx.comp~があります。

メーター

ヘルプパッチの一つ目はメーターの説明です。
omx.compの一番右のアウトレットからはメーターの値が出ます。
パラメーターでmetersを1にしてmeterRateでメーターの間隔を調整します。

メーターの値は6つの値のリストとして出力されます。
それぞれ左右で0~250の値を持ちます。

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ピッチ検出 測定の方法 max8 max/msp

ピッチ検出 測定の方法 max8 max/msp

maxmspでピッチを測定するオブジェクトにfzero~があります。
簡易的にピッチを測定することができます。

こんな感じでハイパスローパスを入れたあとにfzero~を入れています。出力にslide~を入れると滑らかになるかもしれません。

より正確なピッチ測定オブジェクトとしてはsigmund~があります。エクスターナルとして利用します。