フローラ便り 外国人と共に歩むロード

外国人と共に歩む経営者のひとりごと。 YSタレント「No Global, No Jap…

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外国人と共に歩む経営者のひとりごと。 YSタレント「No Global, No Japan」 外国人材業のリーディングカンパニーとなって、豊かな未来へ導いていきたいと思います。

最近の記事

専業&ファウンダー型経営

今月は日本全国を飛び回っていました。前後の月が海外が多くなるので、今のうちに国内を回ろうと思って動いた次第です。 (私と弊社ベトナム現地法人の代表のギアと熊本視察での写真です) 仕事の予定に加え、各地で知り合った経営者たちと夜遅くまで飲んだり。実はこういう出張の中で、思いがけない発見や新しい人脈が生まれることも少なくありません。 福岡や熊本や札幌で会った経営者たちとの会話は、単なるビジネスの話を超えて、私自身の視野を広げる貴重な時間でした。 自民党総裁選の候補者達からも外

    • 金メダル 一番を目指す価値

      インドネシアから帰国しました。 (途中、文章に出てきますが、写真はインドネシアの正装服のKOKOです) 2週間以上の滞在でしたが、帰国したら、早速、オリンピックが始まっていて、角田選手が日本で最初の金メダルを取った場面に間に合いました。 同じ柔道で、角田選手と同じくベテランの橋本選手も金メダルしか考えていないとコメントしていましたが、世界の最高峰を目指す姿に同じ日本人として誇りに思います。 これまでの過去のメルマガを、この度、Noteに日記的にまとめました。過去文も少し

      • 大国の戦略 2024/6/20

        先日、久しぶりに結婚式に呼ばれたら、650人ぐらいの出席者で超盛大でした。 やはりお祝いの席は良いものです。 アスリート同士の結婚式で、私も懐かしい人達にも会う機会ができて大変楽しかったです。 高校生の時、私は科学に一瞬目覚め、宇宙の真理を突き止めようと夢見ていました。 数学や物理の難問に挑戦するのが好きで、全国模試などでもT大やK大合格ラインに到達してたので、少し調子に乗っていました。 しかし、ある数学の難問を私が深く考えた末に解けた時、隣の席にいる同級生が一瞬で解いた

        • 弛まなく変化 2024/05/14

          先日、バスケットボールのBリーグのチームのGMをしている知人がいるので、初めてプロバスケの試合を観戦しました。 攻守の切れ目がなく、一瞬たりとも目が離せない展開であっという間の時間でした。 アメリカのプロバスケットボールリーグのNBAが、なぜあれほど人気があるのか、肌で感じました。 こんなダイナミックな展開のビジネスができたら楽しいだろうな、と思わずにはいられませんでした(笑) ちなみにBリーグの収益は前年対比二倍のようで、事業的にも成功していると思います。今回も地元の一

          既定路線の改革 2024/4/1

          今日から新年度を迎える会社も多いと思います。 桜と共に、新たな気持ちでスタートできるといいですね。 ここ関東では3月29日に桜の開花宣言が出されましたが、4月5日が満開の予定のようです。 日本では多くの新入社員が4月から誕生します。 新卒一斉採用という日本独自のシステムの善悪も問われ始めているので、こちらも徐々に多様化して いくと思われますが、もはや、新卒だけでは、必要な人材が確保できない企業が急増しています。 2024年度の新卒の求人総数が 77万人、就職希望者が45万

          日本人の強みと弱み 2024/2/15

          2月12日、アメリカンフットボールの世界一決定戦であるSuper Bowl 2024 (スーパーボウル2024)を何年振りかに生中継で見ました。 アメフトは、学生時代と社会人時代にやっていたスポーツですが、最近は全く キャッチアップできてなく、久しぶりにライブで一流の戦いをみて興奮しました。 壮絶な試合内容だったことに加えて、日本公演直後のスーパースター、テイラースイフト の彼氏も出場していたりと内容も話題性も最高でした。 ところで、このスポーツ:アメフトはアメリカでダ

          2024年の挨拶 (配信メルマガより)

          遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。 新年早々に起きた能登地震の被災地の方々の一人でも多くのご無事を祈るばかりです。 地震に続いて発生したJALと海保庁の衝突事件もショッキングでした。 この最中で、JALの乗客全員が無事だったことは、炎に耐えた航空機の性能、そして救出活動を先導したCAの皆さんのおかげですが、危機が起きたことで、人は初めて、このような価値を実感するものです。 通常は機内サービスを通じてCAの人達と接することが大半なわけですが、実は航空機とい

          2024年の挨拶 (配信メルマガより)

          改革ができない忖度国家

          東南アジアの直後に札幌の出張で、劇的な気候の差に体当たりしました笑 昨今、日本がとんでもない人材不足をやっと自覚して、国全体で外国人を受け入れる方向になって来ました。 昔、介護保険の重鎮で有名な厚労省の元次官の方が外国人の受入は必要ない、と断言していたそのご本人が、もはや介護は外国人なしでは成り立たないと先日発言していました。 今更何を言ってるのかと思いましたが笑、このように従来から大きく考えを変えた重鎮の方々が増えてる事自体は喜ばしいことです。 長らく問題になってい

          外国人なくして日本の未来なし

          先日、名だたる大手企業に勤めている友人と、先日、食事をしていた時に、この友人がこの国(=日本)終わってんな、実感を込めて言うので、いや、終わってないよ、と返答しました。 外国人材の受け入れがあるからねと加えて。 No Global No Japan 日本は、現在すでに外国人が300万人居住する移民国家であり、古代に遡ってみると移民からできた国なのですが、歴史的、地理的情勢で、偶々いつの間にかモノリック国家に一時的になりました。(モノリック=単一民族/言語) モノリック

          外国人材の好循環

          岸田政権はスタートアップ支援に本格的に力を入れています。 その岸田政権の「スタートアップ育成5か年計画」の中で、以下の文面が出ています。 ”米国や欧州と比べると、日本の開業率は低い水準で推移している。「起業」を望ましい職業選択と考える人の割合は、中国は79%、米国は68%であるのに対し、日本は25%となっており、これは先進国・主要国の中で最も低い水準にある。” スマホをこの世にもたらしたアップルの創業者のスティーブジョブスが、創業者以外は全てフリーライドだ、と発言したことが

          人的資本のリーダー

          今回は、最近の外国人動向と少しビジョンも交えてお伝えしようと思います。 話がいつもの通り、少し寄り道しますが、でも、ど真ん中の直球シリーズです笑  さて、2023年6月14日、特定技能2号の対象分野が11分野に拡大することが閣議決定されました。これにより、更に多くの分野で外国人労働者の活用が期待されます。 並行して、技能実習の見直しが有識者会議で議論されておりますが、考え方に人手不足対策が入って来ており、特定技能制度との重複が出て来そうです。 ということは従来の技能実習にな

          日本は多民族国家になれる

          先週、首相の諮問機関である規制改革推進会議で、人への投資ということで、外国人に日本在留を認める特定技能の対象拡大という答申が出されました。 インバウンドの高まり、運送業界や建設業界では来年から残業規制が入ることを見越しての採用強化、そして少子高齢化の加速など、様々な理由で人材不足が深刻化している事もあり、外国人の導入が進み始めています。 少子化の問題に対しては、財源を投じて異次元の対策をする国の方針があります。少子化対策の予算を3兆円にすると福祉国家モデルのスウェーデン並

          民間の活力による外国人材業

          最近、海外での面接も数十人単位で行うことが増えてきて、弊社の事業も、本来的な動きになってきました。 ところで、今、内閣直轄で有識者会議が開催されて、技能実習の廃止論も含めて新たな外国人の受け入れの方針が議論されています。 新たな制度は来年の4月から開始予定で、今年の秋頃には新しい制度の概要が決まってくると思われます。(廃止と言っても構造を残そうとする内容が散見されます。技能実習は既得権益が国内外に多いのが現実です) 日本の就労人口は1年間で60万人減少し、少子化の改善策が

          海外外国人材の動きをリード

          先週、インドネシア現地面接会を行い、約50名の内定者を決めていただきました。 最近、このような先駆的で積極的な法人とのご縁が進んでいて、弊社も私も大変、感謝をしています。 数年で数百人や数千人の受け入れ計画をする企業も出てきています。 日本全体でも2022年末時点で、在留外国人が307万人と過去最多を更新し、3年ぶりに前年を上回りました。 入管庁の有識者会議では、外国人支援コーディネーター(仮称)を認証する制度を発足させて、外国人の生活を総合的に支援する方向性が出ていま

          多様性と意識

          先日、私が理事をさせていただいているN P O法人の特定技能のセミナーでオンライン参加も含めて500人も集まりました。 監理団体や登録支援機関などの外国人材を事業としてやっている方々だけを対象にした非常にクローズドなイベントにもかかわらず、多くの参加者があったことに関心の高まりを感じました。 セミナーでは、官公省庁の方々、元ラグビーの日本代表キャプテンの廣瀬さんに登壇いただき、日本の多様性を高めるために、制度的な観点からも、文化的な観点からも有意義な話が聞けました。 私は事

          多様化へ向けて

          明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。 コロナが始まって以降、海外からの人材受入ができず、グローバル展開がしにくい状態が続きましたが、本年は動いていく年となりそうです。(そもそも、この水際対策に問題があったのですが) 日本の情勢は、国防、経済、政治、人口、など様々な観点で厳しさを増しています。 外国人材も、日本への期待や信頼の高さから、容易に集まるような時代から、他国との比較の中で、日本を選んでもらう時代になってきました。 悲観的なニュースや観測が