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良い子と学校 国民と政府 人形と毒親 丸山真男の「抑圧の委譲」
丸山真男は、権威-非権威による搾取の構造を「抑圧の委譲」と述べた。
これは公権力の運用が的確に行われていないが故に起こる現象であって、権力を的確に運用する思考が足りないことが原因である。
以下にその最も身近な例をあげようと思う。
「良い子」と学校
学校とは、不条理な抑圧に耐える「良い子」という奴隷を造るための装置である。
「良い子」達は、権威の正当性を妄信して、理不尽を繰り返す権威に逆らう
こともなく、権威を批判する者を弾圧することに命を懸ける。
人形と毒親
「良い子」の親達は、子どもが人形であることしか望まない毒親であるため、学校のこうした教育を翼賛している。
学校は一応法的な介入が起こりうる場所であるが、家庭にはそれがほとんどない。
人形遊びを続ける毒親達の子供は、人形遊びにしか興味を持つことが出来るわけもない。
それ故に、毒親達の子供はアニメオタクとなり、人形遊びの拡大再生産が続くというわけだ。
国民と政府
そうした「良い子」の人形達が育つことで、選挙権を持った国民となる。
彼等は、権威を妄信して政府からの搾取に耐えるが、国家の産業力を上げる能力を持たない。
何故ならば、実体を観察する能力も、政策を批判する能力も何も持たないからだ。
「良い子」は我慢することと抑圧すること以外に関しては何も知らない、精神的な不具者であるからだ。
政府はそうした「良い子」達から絞る取ることしか何も考えて居ない。
彼等は殖産興業については何もわからない。
それは、実は政府の要人達も、「良い子」の人形であるが故にだ。
東大を卒業した元首相が、母親から毎月1500万円の子供手当を貰っていたことは、記憶に新しい。
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