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インドで通い始めたパン教室は想定外なことだらけ。
今週から10日間限定のプログラムで、同じ地域に住む日本人の方と一緒にパン教室に通い始めた。
普通、パン教室と聞くと、先生の実演を見ながら自分たちも実際に作業する...という調理実習のようなスタイルを思い浮かべるはずだ。
が、行ってみてびっくり!
なんと、まさかの座学スタイル。
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授業中はほぼ先生の実演を見ている感じ。
成形作業やトッピングの時のみ、先生の調理台にみんなで集まって作業する。
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めちゃくちゃおいしい。
これは家でぜひ作りたい。
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みんなが洗ってない手でベタベタ触ったパンを食べたり、天井をヤモリが走り回ったりと、決して衛生面的には良い環境とは言えない。
パンに塗るバターをかたまりごとレンジでチンするし、日本でいう大さじ小さじも適当。
日本のパン教室じゃ無添加が売りだけれど、添加物も普通に使う。
かなりワイルド。
そしてみんな先生の作業を見ているだけでは退屈なのか、2日目からは「俺にもやらせろ!」と言わんばかりに自由に前に出てきて先生を手伝い出すというフリースタイルに変わる。
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いつも作業をアシストしてくれるヒーロー系料理男子(右)
けれどもいいなと思うのは、とにかくみんな優しいこと。
言葉が聞き取れなかったり、わからない作業があったりすると、英語を話せるメンバーがわざわざ丁寧に説明し直してくれるのだ。
しかもわかるまで、わかりやすく説明してくれる。
そして発酵中や焼き時間の間は必ずティータイムがあるのだけれど、年齢、性別、宗教、関係なくみんなで集まって談笑。
こういう光景はちょっと日本じゃ珍しい。
まず男女でグループが分かれ、さらにその中で小さなグループがいくつか出来上がってしまうことが多いと思う。
そういうのがなく、みんなで仲良く和気あいあいな雰囲気。
人見知りで生きづらさを感じてきた私としては、このパン教室はなんてあたたかい空間なんだろうとほっこりした気分になる。
もっとこういうあたたかい世界が広がれば良いなと思いながら、今日もいざパン教室へ!