【雑感】非デザイナーが書籍「UIデザイン みんなで考え、カイゼンする。」を読みました。
非デザイナーという立場(新規サービス設計/開発にてUXデザインを学んでいる立場)として本書を手に取った。
▽まず始めに
とにかく、書籍自体がユーザ中心設計。
中央に文字を配置し、上下に余白を残している構成で、とにかく見やすい。
また、ページ下部に配置される図も、要点が的確に整理されていて、
本書の理解を非常に助けてくれる。
▽学びになった部分
①調査手法は「定性×定量」と「潜在×顕在」の軸で分けると整理しやすい
詳細は、本書に記載されているが、「定性×潜在の情報」は、エスグラフィで探りにいく。
「定量×顕在の情報」は、アンケートで探りにいくなど、
どんなユーザの情報を得体かという目的別に整理されていたため、非常にわかりやすかった。
②各工程のアウトプットがイメージしやすい
本書では、それぞれの工程のアウトプットイメージを提示している。
たとえば、プラグマティックペルソナでは、「ニーズとペイン/行動に繋がる情報/潜在的欲求」についてを具体的に記載している。
上記以外にも、カスタマージャーニーマップなどもかなり具体的に例を記載しており、非常に分かりやすかった。
▽その他
他の書籍を読みながら、整理すると新規サービス開発において、
UXデザインの手法を活用すると以下のようなプロセスになりそう。
①調査
・目的に会わせて調査手法の検討/決定
・調査計画検討(目的/期間/対象)
②調査結果の整理(構造化)
・KJ法、上位下位分析など。
③仮説立て
・ダブルダイヤモンド(問題の発見/解決策の検討を拡散と収束)
・ペルソナ、ユーザシナリオを設定
④プロトタイプ作成
⑤ユーザビリティテスト(仮説検証)
調査結果収集からの「構造化や意味抽出」が鬼門。
ユーザインタビューなどから得た非構造化された情報を整理し、発想のジャンプをどういう形で行っていくのか
上記のポイントを中心に、Xデザイン学校などのワークショップ型などで手を動かし、経験し、自分の力にしていきたい。
学習する中で感じたがやはりボランティアでもいいので、第一線で活躍されているUXリサーチャの業務を体感したい。
机上の空論で終わらないように実地の経験を積みつつ、
学習も継続しながら、2019年は学習を進めていきたい。
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