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ある日突然、夫が適応障害になりました80~~嫌われる勇気~
30代小学校教師の夫の日記を紹介します。
適応障害やうつなどの心の病で苦しんでいる人や旦那さんだけでなく、
家族がおられる方々にも、ぜひ読んでいただければ幸いです。
最近読んだ本の中で特に心に残った本がある
その本は
「嫌われる勇気(岸見一郎・古賀史健)」だ
8年前に大学の先輩に進められていた本なのだが
その時は
「また読んでみます」
と言っただけで今まで読むことはなかった
しかし
自分自身が適応障害になり
運命的なのか
その本のことを思い出し、読んでみることにした
読んでみると
私の心に響くフレーズがたくさん出てきた
その中でも特に
心に響いたフレーズは
「他者にどう思われるかよりも先に、自分がどうあるかを貫く」だ
私自身
休職するまでは
常に周りの目を気にしながら生きてきた
「自分がどうしたいか」ではなく、「周りが何を望んでいるか」を
意識して過ごしていたため、息苦しかった
だが
適応障害になってからは
自分を見つめる時間が増え
自分の思いを尊重することが増えてきた
今は人と関わることが少ないため
自分の意志を貫くことができているのかもしれない
この本には次のようなフレーズもある
「わたしのなすべきことは、自らの人生に嘘をつくことなく
自らの課題に立ち向かうこと」
職場に復帰して人と関わる機会が増える中で
自分の意志を貫くことができない場面が出てくるかもしれない
しかし
意志は貫けなくても、自分に嘘はつきたくないと強く思う
人生において何が大切なのかを教えてくれた
素敵な本と出会えた奇跡に感謝したい
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